リリース日: 2020年10月20日 このリリースでのアップデート: IDE のサポート次の IDE のサポートが追加されました。
静的解析の拡張Jtest の静的解析に、最も有益なタスクに集中するのに役立つ新機能が追加されました。 現在のブランチで変更されたコードをターゲットとする新しいスコープ オプション現在の作業ブランチで変更されたファイルだけに解析範囲を制限するファイル フィルターを作成できるオプションが追加されました。これにより、メインの開発ストリームにコードをマージする前に、最近のコードの変更で入り込んだバグを検出し、修正する作業に集中できるようになります。 さらに、ローカルで変更されたファイルだけに範囲を狭め、変更したコードをソース管理システムにチェックインする前に解析することもできます。 詳細は「ソース管理データに基づくファイル フィルターの定義」および「カスタム テスト コンフィギュレーションの作成」を参照してください。 コード解析ベースラインを定義する新しいレポート参照オプションJtest での解析実行時にベースラインとして使用される参照レポート ファイルへのパスまたは URL を指定できるようになりました。これにより、以前にレポートされた指摘事項を現在のレポートから除外し、最近検出されたコードの欠陥だけに集中できるようになります。レポート オプションの設定 新しい抑制フォーマット静的解析の指摘事項の抑制を parasoft.suppress ファイルに作成し、ソース ファイルとともにソース管理システムに保存できます。Jtest GUI で入力ファイル抑制を作成するか、抑制したい指摘事項の情報を手動で抑制ファイルに追加します。詳細については「GUI での指摘事項の抑制」および「指摘事項のレポートの抑制」を参照してください。 これまで GUI での抑制の作成に使用されていた XML 形式フォーマットは非推奨になりました。IDE 起動時に、非推奨の抑制を新しい入力ファイル フォーマットに変換できます。「抑制の移行」を参照してください。 Junit 4 および 5 のテスト実行のデフォルトの最適化デフォルトのテスト実行コンフィギュレーションが JUnit 4 および JUnit 5 に合わせて最適化され、テスト結果およびカバレッジの計測に必要な時間が短縮されました。 JUnit 3 のテストの結果は、デフォルトでは収集されません。JUnit 3 のテストの結果を取得するようプロジェクトを設定する方法については、「単体テストの実行」を参照してください。 Tycho ビルドのテストを実行する場合、設定を微調整して JUnit テストの実行を有効化する必要があります。「Tycho ビルドのテストの実行とカバレッジの収集」を参照してください。 テスト スイートの実行の有効化ネストされたテスト スイートの結果を収集し、テストが実行されたテスト スイートのコンテキストでテスト実行結果をレポートするようになりました。結果として、過去のテスト スイート実行の結果は DTP で参照できなくなります。「テスト スイートの実行」を参照してください。 Lombok との統合Jtest と Lombok ライブラリを統合し、プロジェクトの提携コードを自動生成することで、開発プロセスをスピード アップできます。「コードとテストの関連付け」を参照してください。 Lombok との統合 セキュリティ コンプライアンス パックの拡張新たに更新された Common Weakness Enumeration (CWE) のサポートが追加されました。さらに、CERT for Java、UL 2900 テスト コンフィギュレーションに新しいルールが追加され、 セキュリティ標準により忠実に準拠できるようになりました。下の「追加または更新されたテスト コンフィギュレーション」セクションを参照してください。 さらに、CERT for Java、UL 2900 テスト コンフィギュレーションに新しいルールが追加され、 CERT、UL 2900 標準により忠実に準拠できるようになりました。 IDE でのネットワーク ライセンスの解放IDE でアクティブに Jtest を使用していないときにネットワーク ライセンスをデアクティベートし、ライセンス トークンの割り当てを最適化できます。他のユーザーがライセンス トークンを利用できるよう、トークンを解放します。手動でライセンスをデアクティベートするか、アイドル時に自動的にライセンス トークンを解放するよう Jtest を設定します。「Parasoft ライセンスの設定」を参照してください。 追加または更新された静的解析ルール以下のルールが追加されました。
以下のルールが更新されました。
以下のルールの出力メッセージが更新されました。そのため、以前に DTP で関連付けられたこれらのルールの抑制はもう利用できない場合があります。
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バグ/FR ID | 説明 |
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FA-4752 | BD.RES.LEAKS の誤検出 |
FA-4996 | BD.PB.BADSHIFT の誤検出 (整数拡張?) |
JT-70186 | Lombok ライブラリのサポート |
JT-72122 | Jtest パーサーが、BOM 付き UTF-8 でエンコードされた Java ファイルを適切にサポートしていない |
JT-72768 | PB.USC.NACC の Java インターフェイスに対する誤検出 |
JT-72880 | CERT マッピング ドキュメント |
UTA-5205 | トラックとアサーション作成でテスト ケースに重複するアサーションが作成される可能性がある |
UTA-5209 | トレーサーによってモニターされていないクラスが原因でモック オブジェクトとの通信が検出されない |
UTA-5243 | 抽象クラスで表現される多くの型に対して notNull アサーションだけがトラックされる |
UTA-5248 | ドキュメント: ライブラリをフレームワークでグループ化、重複を削除しすべての mvn/gradle 依存関係に <scope>test</scope> を追加 |
UTA-5339 | モック オブジェクトを返す呼び出しを追跡およびアサートできない |
UTA-5348 | 推奨されるアサーションが Waltz プロジェクトの ImmutableActor でコンパイル エラーの原因になる |
UTA-5349 | Optional<? extends FieldChange<String>> での一括作成後にコンパイル エラー |
UTA-5365 | Autowired HttpServletRequest および HttpSession に対して誤ったモックが作成される |
XT-37872 | 不正なフォーマットのため、Parasoft Findings Jenkins Plugin のルール ドキュメントが読めない |
XT-38203 | IDE ライセンス トークンのロード時に例外がスローされる |
このリリースについての情報は、https://docs.parasoft.com/display/JTEST20202/Updates+in+2020.2 を参照してください。 |