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DTP のインストーラーを実行し、ようこそ画面で [次へ] をクリックします。DTP Enterprise Pack をインストールしようとしている場合、ウィザードが開始する前に、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをダウンロードするように求められることがあります。詳細については「Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ」を参照してください。
インストール ディレクトリを選択して [次へ] をクリックします。デフォルトでは、DTP は C:\Program Files\Parasoft ディレクトリにインストールされます。
[スタート] メニューのショートカットの場所を選択し、[次へ] をクリックします。
インストール情報を参照し、そのままで良ければ [インストール] をクリックします。別の場所を指定したい場合は前の画面に戻ります。
インストールが完了したら [終了] をクリックします。インストールしたコンポーネントを開始するよう促されます。
DTP の使用を開始します。「DTP の起動とライセンス設定」を参照してください。
データベース接続をセットアップするために必要な MySQL、PostgreSQL、および Oracle JDBC ドライバーは DTP に同梱されていません。DTP を起動してライセンスを取得した後、データベース接続の構成時にエラーが表示される場合があります。DTP をデータベースに接続できるようにドライバーをインストールする方法については、「JDBC ドライバー」を参照してください。
一部の Linux ディストリビューションでは、DTP と組込みデータベースをインストールするために必要なすべてのライブラリが同梱されていません。DTP をデプロイする前にライブラリをインストールする必要があります (ステップ 6 の下の注意を参照)。
Cent OS 7 の場合、インストール スクリプト DTP.sh はファイルを展開するために unzip パッケージを必要とします。DTP.sh を実行する前に以下のコマンドを実行してください。
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tar ファイルから現行ディレクトリに DTP インストール スクリプトを展開します。以下のコマンドは、一般的な展開方法の例です。
tar xvzf parasoft_dtp_[version]_linux.tar.gz |
DTP インストール スクリプトを実行し、-i
オプションを使用してインストール ディレクトリの場所を指定し、-d
オプションを使用してアプリケーション データ ディレクトリを指定します。フル パスを使用する必要があります。例:
./DTP.sh -i /home/<user>/dtp -d /home/<user>/dtp_data |
相対パスで指定してはいけません。
./DTP.sh -i ../../dtp -d ~/var/dtp_data |
インストール スクリプトが開始し、画面に進捗状況のメッセージが表示されます。
インストール時に DTP 用の crontab エントリを変更したい場合、--setup-cron
フラグを有効にします。
./DTP.sh -i /home/<user>/dtp -d /home/<user>/dtp_data --setup-cron |
--setup-cron
フラグを有効にすると、インストール中にオプション メニューが表示され、現在の crontab に DTP エントリを追加するか、上書きするかを選択できます。
Parasoft DTP Enterprise Pack をインストールする場合、
[y]
を選択して Enter キーを押します。Enterprise Pack には Extension Designer が含まれます。高度な SDLC データ解析を利用し、粒度の高いプログラミング ポリシーを実装できます。詳細については「DTP Enterprise Pack」を参照してください。Extension Designer の機能を利用するには、有効な DTP Enterprise ライセンスが必要です。
ご使用の DTP ディストリビューションに組込みデータベース サーバーが含まれる場合 (Linux のみ)、このデータベース サーバーがインストール時に自動的に起動します。一部の Linux ディストリビューションでは、組込みデータベース サーバーを含む DTP をインストールするために必要なライブラリがない場合があります。その場合、インストーラーはコンソールに以下のメッセージを出力して終了します。
Installation was not started because the following libraries are missing: <list of missing libraries> Use your Linux distribution's package manager to install the missing libraries then reinstall DTP. For example, you can install libaio.so.1 in Ubuntu with the following command: sudo apt-get install libaio1 If the libaio.so.1 is missing from your Red Hat Enterprise Linux distribution, then run: sudo yum install libaio.x86_64 Consult the documentation shipped with your Linux distribution for additional information. |
Linux ディストリビューションのドキュメントにあるようにライブラリをインストールし、インストール プロセスを再開します。
ルート ユーザーとしてログインしている場合もインストールは終了します (ステップ 1 を参照)。そして以下のメッセージがコンソールに出力されます。
Installation was not started. You cannot be logged in as the root user when installing DTP with embedded DB. Please log in as another user and reinstall |
DTP Enterprise Pack のインストールを選択した場合 (「ステップ 4」を参照)、 "dtpservices" というディレクトリが <DTP_INSTALL> ディレクトリに追加されます。詳細については「DTP Enterprise Pack」を参照してください。
次のオプションを DTP.sh に追加して、ユーザーの操作なしで DTP をインストールできます。
--install-dtpservices - Parasoft DTP Enterprise Pack をインストールまたはアップグレードします。
--skip-dtpservices - Parasoft DTP Enterprise Pack をインストールまたはアップグレードしません。
DTP Server、Data Collector、および Enterprise Packを初めて起動する場合は、以下の手順で行ってください。初回の起動と設定の後は、専用スクリプトを使用して DTP アプリケーションを起動できます。スクリプトは非インタラクティブであり、クラウドベースのインスタンスなど、自動化された環境での DTP サービスの開始と停止に適しています。手順については「自動化スクリプトの使用」を参照してください。
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