[静的] タブの設定は、静的解析の実行方法を定義します。テストの実行中、SOAtest はそのテストが使用するテストコンフィギュレーションのパラメーターに基づいて静的解析を実行します。

基本設定

[静的解析を有効にする] を有効にして、テストコンフィギュレーションの実行時に静的分析を実行するよう SOAtest を設定します。静的解析は、Rules Tree で有効化されたルールに対してコードをチェックします。

1 ルールにレポートするエラーの最大数: 各静的解析ルールについて、1 回のテストでレポートする違反 (タスク) の数を、指定の値に制限します。たとえば、各ルールにつきレポートされる違反の数を 5 以下に制限するには、このパラメーターに 5 を設定します。デフォルトは 1,000 です。
Skip automatically greeted test classes: このオプションを有効にすると、自動生成されたテストクラスがスキップされます。
抑制を適用しない: 抑制を適用するかどうかを設定します。抑制を適用しない場合、検出されたすべての違反がレポートされます。

ルールツリー

静的解析の実行中にどのルールをチェックするかを指定します。ルールツリーとそれに関連するコントロールを使って、静的解析でチェックするルールとルールカテゴリを指定します。

ルールの説明を参照するには、ルールのノードを右クリックし、ショートカットメニューの [ルールドキュメントの参照] をクリックします。
ルールカテゴリの説明を参照するには、ルールカテゴリのノードを右クリックし、ショートカットメニューの [カテゴリの説明を参照] をクリックします。
特定のルールカテゴリのすべてのルールを有効または無効にするには、そのカテゴリを右クリックし、[ルールを有効にする] または [ルールを無効にする] を選択して [すべての表示ルール] をクリックします。
ルールを検索するには、[フィルター] フィールドを使用します。
無効なルールを非表示にするには、[有効なルールのみ表示] ボタンをクリックします。後で再びすべてのルールを表示するには、[すべて表示] をクリックします。

ルール ID の後に続く数字は、ルールの重要度レベルを表します。重要度レベルは、そのルールの違反が深刻な構造上の欠陥 (パフォーマンスの低下やセキュリティ脆弱性などの原因となる欠陥) を引き起こす可能性を表します。レベル 1 からレベル 5 までの 5 段階のレベルがあります。レベル 1 が最も違反の深刻度が高いレベルです。
- 最高 - レベル 1
- 高 - レベル 2
- 中 - レベル 3
- 低 - レベル 4
- 最低 - レベル 5
SOAtest に付属の静的解析ルールの詳細については、[ヘルプ] メニューの [ヘルプ目次] をクリックして『Parasoft SOAtest 静的解析ルール』ブックを参照してください。
テストコンフィギュレーションで有効化されているすべての静的解析ルールのリストを作成するには、次の操作を行います。

1. [Parasoft] メニューの [テストコンフィギュレーション]をクリックして、テストコンフィギュレーションパネルを開きます。
2. ルールリストを作成するユーザー定義テストコンフィギュレーションを選択します。
3. [静的] タブをクリックします。
4. [有効なルールの一覧] ボタンをクリックします。