セットアップ アクションとは、特定のコンポーネント インスタントをインスタンス化あるいはセットアップするときに実行されるアクションのセットです。オンデマンドや、シミュレートされたテスト環境が Environement Manager でセットアップされているときに実行できます。

セットアップ アクションはユーザーの環境でよく適用する構成を自動化するために使用できます。たとえば、特定の環境設定を変更するためにスクリプトを実行し、 FTP を介して設定ファイルを更新できます。データ リポジトリのデータを追加または削除するためにセットアップ アクションを使用できます。または、メッセージ プロキシを使用していない場合、自動的にアプリケーション サーバーの Web 管理コンソールに接続し、実アセットの代わりに仮想アセットに向くように構成すると良いでしょう (またはその逆)。

セットアップ アクションは、Virtualize デスクトップで定義されます。 .pvn ファイルとアクション スイートの構造と管理は、 .pva ファイルとレスポンダー スイートのそれに似ています。各プロジェクトに複数の .pvn/.pva ファイルを含むことができ、それぞれが任意の数のアクション スイートまたはレスポンダー スイートを含むことができ、ツールをパラメータライズするためにデータ ソースを追加および使用でき、出力としてツールを追加できます。このセクションでは、 .pvn とアクション スイートに固有のオプションや操作にフォーカスします。セットアップ アクションの定義方法については『Virtualize ユーザーズ ガイド』を参照してください。

このセクションで扱う内容:


すべてのセットアップ アクションは、 ProvisioningAssets という名前の Virtualize プロジェクト内に作成する必要があります。 ProvisioningAssets プロジェクト内にない場合、 CTP はセットアップ アクションのリストを取得したり、セットアップ アクションを実行したりすることができません。

.pvn ファイルやアクション スイートでセットアップ アクションを指定する

セットアップ アクションは、次のようなツールのスイートをビルドすることで指定できます。

ユーザーは、Virtualize の自由度の高いツールを用いて表現できる任意のアクションを実行できます。

セットアップ アクションを指定するには、次の操作を行います。

  1. ProvisioningAssets プロジェクトをまだ作成していない場合は、Virtualize ワークスペース内に作成します。セットアップ アクションは正確にこの名前のプロジェクト内に保存されている必要があります。
  2. 次のいずれかの方法で [セットアップ アクション (.pvn) ファイル] ウィザードを開きます。
  3. [アクション スイート タイプの選択] ページで、作成するアクション スイートのタイプを指定します。
  4. (任意) アクション スイートにさらにツールを追加する場合は、追加先のノードを右クリックし、 [新規追加] > [アクション] を選択します。 [アクションの追加] ウィザードから任意のツールを選択します。

Virtualize でセットアップ アクション ファイルやアクション スイートを実行する

Virtualize でセットアップ アクション実行することは、そのアクションが期待どおりに動作することを、 CTP 上に設定した環境に統合する前に確認する早くて簡単な方法です。アクションを作成し変更できる GUI 上で直接にこのテストとデバッグを行うことは、外部 (例: CTP からなど) で行う場合よりも大抵はより効率的です。

.pvn ファイルやアクション スイートで定義されたアクションを実行するには、次の操作を行います。

  1. [仮想アセット エクスプローラー] で、実行したいアクションを表すノードを選択します。
  2. 次のいずれかを実施します。

実行結果を参照する

アクションが実行されると、進捗が [テストの進捗] ビューにレポートされます。このビューのラベルは、ユーザーが選択した実行コンフィギュレーションを反映します。デフォルトの設定では、「Example Configuration」となります。


セットアップ アクションが実行されると、 [品質タスク] ビューに検出された問題がレポートされます。



レポートされた問題の詳細を見るには、そのノードを右クリックし、 [詳細の表示] を選択します。



実行コンフィギュレーションをカスタマイズする

カスタマイズした実行コンフィギュレーションでセットアップ アクションを実行したい場合 (たとえば、アクション セット レベルで指定された以外の特定の環境やブラウザーを使用したい場合など)、ユーザー任意の実行コンフィギュレーションを作成し、そのコンフィギュレーションでアクションを実行できます。

ユーザー任意の実行コンフィギュレーションを作成するには、次の操作を行います。

  1. [Parasoft] > [実行コンフィギュレーション] を選択して [実行コンフィギュレーション] パネルを開きます。
  2. [ユーザー定義] を選択し、[新着] をクリックします。
  3. [実行] タブのオプションを構成します (詳細は以下を参照)。
  4. (任意) 実行コンフィギュレーションをお気に入りの実行コンフィギュレーションに設定するには、対象の実行コンフィギュレーションを右クリックし、ショートカット メニューで [お気に入りとして設定] を選択して、どの「お気に入り」ポジションにするかを指定します (デフォルト、 1、 2、 3)。コンフィギュレーションはお気に入りのコンフィギュレーションとして設定され、実行コンフィギュレーション ツリーで「お気に入り」アイコンが付きます。デフォルトのポジションにあるコンフィギュレーションは、[セットアップ アクションの実行] をクリックすると実行されます。
  5. [適用] をクリックし、 [閉じる] をクリックします。

[実行] タブの設定

セットアップ アクション ファイルとアクション スイートを構成する

.pvn やアクション スイートのプロパティを構成するには、ノードをダブルクリックします。コンフィギュレーション パネルが開くので、オプションを変更します。

利用可能なオプションの多く (注釈、変数、SOAP) は、レスポンダー スイートで利用できるものと同じです。これらのオプションについては、「レスポンダー スイートのプロパティの設定」に記載しています。

これらの共通オプションに加えて、それぞれの .pvn ファイルとアクション スイートに [実行オプション] と [ブラウザー再生オプション] (再生用に Web アクションを記録した場合) を構成できます。 

[ブラウザー再生オプション] は認証設定の指定に加え、再生するのにどのブラウザーを使用するかを決めることができます。詳細については、「使用するブラウザーの設定」 を参照してください。

[実行オプション] は次のような要素を制御できます。

アクションの実行

アクションを実行するために、次の実行オプションをカスタマイズできます。

アクション フロー ロジック

Virtualize では、以前のアクション、セットアップ アクション、またはティアダウン アクションの成功や失敗に基づいてアクションを作成できます。そのため、アクション スイート内に効果的なワークフローを作成できます。さらに、変数の値によって決まる while ループや if/else 文を作成することでアクション スイート ロジックに影響を与えることもできます。

オプションはアクション スイート レベル に設定することも (アクション スイート内のすべてのアクションに適用されるオプション) 、特定のアクションに設定することも可能です。

[アクション フロー ロジック] オプション

多くの場合、特定の条件を満たすまで Virtualize に特定のアクションを実行させたいでしょう。アクション スイート フロー ロジックはこれを構成することができます。

オプションを理解する

そのようなシナリオの自動化を支援するために、 Virtualize では 2 つの主要なアクション フロー タイプを選択できます。

オプションを設定する

アクション スイート間で適用されるアクション フロー ロジックのオプションを構成するには、次の操作を行います。

  1. [実行オプション] > [アクション フロー ロジック] タブを開き、トップレベルのノードを選択します。
  2. 目的のフロー タイプを選択します。
  3. (任意) 指定した条件に一致することが無かった場合に、ループが実行される最大回数をカスタマイズできます。
  4. [while 条件 (成功/失敗)] フローを選択した場合、アクション スイートが処理される前に起こってほしい結果に従って、[ループ中止条件 (アクション)] で [成功] または [失敗] を指定します。
  5. [while 条件 (変数)] フローを選択した場合、次のように [while] および [do] 条件を設定します。

アクション固有のロジック オプション