リソース グループは、1 個以上の Ant ファイル パターンによって定義されたリソース (ファイルあるいはフォルダー) の集合です。リソース グループを使用すると、フィルターに関連付けられたデータを細かい粒度で参照できます。リソース グループとフィルターを関連付けた後、静的解析違反、メトリクスの結果、およびカバレッジを表示するすべてのウィジェット、レポート、エクスプローラー ビューで、定義したパターンに従って表示データが絞り込まれます。単体テストの結果はリソース グループの影響を受けません。DTP ではリソース グループに従ってデータを表示する以下のウィジェットとレポートも利用可能です。
- リソース グループ - 上位 5 表: (静的解析)
- リソース グループ - 上位 10 ツリー マップ: (静的解析)
- リソース グループ - 傾向: (静的解析)
- リソース グループ - 上位 10 ツリー マップ: (メトリクス)
- リソース グループ - 上位 5 表: (メトリクス)
- リソース グループ - 上位 10 ツリー マップ: (カバレッジ)
- リソース グループ - 上位 5 表: (カバレッジ)
- リソース グループ レポート
プロジェクト用に作成したリソース グループをフィルターと関連付ける方法については、「プロジェクトへのリソース グループの追加」を参照してください。
- 設定メニュー (歯車のアイコン) から [Report Center 設定] を選択し、[Administration] サイドバーから [フィルター] を選択します。
- 新規にフィルターを作成するか、既存のフィルターをクリックします。
- [リソース グループ] セクションで [リソース グループの追加] をクリックします。
- 追加 (+) ボタンをクリックしてフィルターとリソース グループを関連付け、[確認] をクリックします。プロジェクト用のリソース グループをまだ作成していない場合、[リソース グループの追加] オーバーレイは空です。リソース グループの作成方法については「プロジェクトへのリソース グループの追加」を参照してください。
- フィルターからリソース グループを削除するには、削除 (x) ボタンをクリックします。
リソース グループ名を追加して、オーバーレイでリソース グループ パターンを追加、削除、変更することができます (詳細については「プロジェクトへのリソース グループの追加」を参照)。
リソース グループのすべてのインスタンスが変更
リソース グループに変更を加えると、そのリソース グループを使用する他のフィルターも影響を受けます。
変更は自動的に保存されます。
リソース グループを使用する場合の DTP API のパフォーマンスは、リソース グループのファイル パターンに依存します。パフォーマンスに最も影響するのは、指定の文字列パターンをデータベース エンジンがマッチングする方法です。複雑なファイル パターンは、文字列マッチングのために複雑なアルゴリズムを必要とするため、処理速度が低下します。 速い順に、以下の 3 種類のマッチング アルゴリズムがあります。 文字列の等しさ (SQL では "=") SQL の 正規表現 「文字列の等しさ」と「LIKE 演算子」は、「正規表現」よりも最大で 10 倍速いことが確認されています。 パターン Description 例 文字列の等しさ (SQL では 最速 このパターンはワイルドカード (**, * または ?) を含みません。 com.parasoft.foo/src/main/com/parasoft/foo/Alpha1.java Bar.java SQL の 速い このパターンは com.parasoft.foo/** com.parasoft.foo/ SQL 正規表現 低速 このパターンはワイルドカードを使用します (SQL の LIKE パターンを除く)。 com.parasoft.foo/*/.java com.parasoft.foo/**/Alpha1.java com.parasoft.foo/src/main/com/parasoft/foo/*.java com.parasoft.foo/src/*/com/parasoft/foo/Alpha1.java com.parasoft.foo/src/main/com/parasoft/foo/Alpha?.java */.javaリソース グループのパフォーマンス
LIKE
演算子ファイル パターンの例
=
演算子)LIKE
/**
または /
で終わります。