Diff ツールが XML モードまたは SOAP レスポンス モードに設定されている場合、Diff ツールの値と実際の結果を比較して検出された差異は、XPath で表現されます。XPath は XML 要素の位置を表します。差異のあった場所、発生した差異のタイプ、および差異が変更、挿入、追加のうちどれが原因で発生したかが示されます。
例
たとえば、次の XML レスポンスを受信したとします。
<Response> <Item> <value>100</value> <name>keys</name> </Item> <time>10:00</time> <amount>50</amount> <success>true</success> </Response>
/Envelope/Body/Response/Item/value/ という XPath を無視するよう設定した場合、<value> 要素が無視されます。/Envelope/Body/Response/Item/ という XPath を無視するよう設定した場合、<Item>、<value> および <name> 要素が無視されます。
そのため、<success> 要素だけを比較するには、以下の XPath を無視する必要があります。
/Envelope/Body/Response/Item/
/Envelope/Body/Response/time/
/Envelope/Body/Response/amount/
チュートリアル
チュートリアルの 「サービスの機能テスト」 レッスンには、 XPath の無視に関するセクションがあります。
Diff ツール での XPath の詳細
「XPath の設定」を参照してください。