次の手順は、すでにアクティブなシステムがあることを仮定しています。アップグレードは、これらのシステム、環境、コンポーネントに影響しません。
古いバージョンのアンインストール
- 最新の CTP パッケージをダウンロードします。
- (推奨) 「データベースのバックアップ、再作成、移行」の説明に従ってデータベースをバックアップします。
- 古いバージョンの CTP を稼働している Tomcat を停止します。
- Tomcat のインストール先の、次のディレクトリへ移動します:
/webapps/em/
- 既存のライセンス ファイルを削除します。
- 6.(MySQL または Oracle データベースを使用している場合)
WEB-INF/lib/
からmysql-connector
またはojdbc
の jar ファイルを一時的な場所にコピーします。 /webapps/em/
および/work/Catalina/localhost/em/
を削除します。(ライセンスに加えて) すべての有用な情報がデータベースに永続化されていることに注意してください。- 既存の
em.war
を一時的な場所に移動します。Tomcat がそれらを使用しないようにするため、/webapps/
フォルダーの外部でバックアップを保持します。 - (任意) データベースから永続化されたデータをリセットします (まずバックアップを作成します)。
- HyperSQL
Web UI で CTP の hsqldb ファイルを削除し、再び作成します。
- MySQL
データベースを削除し、Environment Manager 2.7 に付属のmysql_db.sql
スクリプトを使用して新しいデータベースを作成します。
mysql –u root –p
drop database em;
quit
- Oracle
次のようにデータベースを削除し、新しいデータベースを作成します:
sqlplus SYS AS SYSDBA
DROP TABLESPACE EM_TEMP INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES;
DROP TABLESPACE EM_DATA INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES;
DROP USER EM CASCADE;
quit
アシスタントが必要な場合は、社内の Oracle DBA に問い合わせてください。
CTP のインストール
- 新しい em.war を
/webapps
フォルダーにデプロイします。 - Tomcat を開始します。
- 次の
/webapps/em
内のライセンス ファイルを新しい CTP 3.x ライセンス ファイルと置き換えます。 - (MySQL または Oracle データベースを使用している場合) 上記の手順 6 で
/webapps/em/WEB-INF/lib/
からコピーしたmysql-connector
またはojdbc
の jar ファイルを戻します。 - Tomcat を再起動します。
- プロンプトが表示された場合、既存のライセンスを保存します。
データベースの更新
- [管理] > [データベース構成] をクリックします。
- [データベース更新] セクションの [更新] ボタンをクリックします。
[データベース更新] セクションやボタンが表示されない場合、更新の必要がないことを表しています。
Virtualize/SOAtest サーバーへの接続
「Virtualize Server/SOAtest サーバーと CTP の統合」を参照してください。