リポジトリへデータを投入する最も一般的な方法は、[create parameterized messages from traffic] ウィザードで?テスト スイートまたは仮想アセット?を作成することです。データをインポートし、必要に応じて手動で構造やコンテンツを定義することもできます。
Excel 、WSDL、またはスキーマ ファイルを使用して、データ リポジトリを構成しデータを投入します。この作業には、Data Repository Tool を使用します。Data Repository Tool は、どのデータをインポートするか、どのようにそれを構成するか、そしてどのリポジトリ データ ソースにインポートしたデータを含めるかを指定します。対象のデータ ソースはインポートしたデータを任意のリポジトリへリンクします。
ユース ケースの確認
- データ リポジトリ ツール機能は、SQL データ セットには適用されません。データベースの記録から仮想アセットを作成する方法の詳細については、「データベースの記録から SQL レスポンダーを作成」を参照してください。
- データ リポジトリ ツールは、データ リポジトリを使用してパラメータライズされた仮想アセットを作成するためのものではありません。トラフィックからパラメータライズされたメッセージ レスポンダーを作成する方法の詳細については、「パラメータライズされたメッセージ レスポンダーのトラフィックからの作成」を参照してください。
- データ投入をするデータ リポジトリ サーバーが起動していることを確認します。
既存のプロジェクトまたは空のプロジェクトに、新しい.tst またはセットアップ アクション ファイルと空のテストまたはアクション スイートを作成します。
[ファイル] メニューの?[新規] > [Test (.tst) fファイル]または [セットアップ アクション (.pvn) ファイル] をクリックします。
- ファイル名を入力し、[次へ] をクリックします。
- [空] を選択し、 [終了] をクリックします。
- 新しいリポジトリ データ ソースをスイートに追加します。
詳細については、「」を参照してください。?リポジトリ データ ソースの作成
- データをインポートするデータ セットを指定してください。既存のデータ セットを選択しない場合、空のデータ セットが作成されます。この空ノードは後からリネームする必要があります。
- Data Repository Tool をスイートへ追加します。
?テスト またはアクション スイート ノードを右クリックし、ショートカット メニューの [新規追加] > [テスト] または [アクション] をクリックします。
- Data Repository Tool を選択し、 [次へ] をクリックします。
- データや構成の初期化方法を選択し、 [終了] をクリックします。利用可能なオプションの詳細については、「Tips for Initializing the Repository」を参照してください。
- [終了] をクリックします。
- Data Repository Tool を構成します。
- Data Repository Tool のノードをダブルクリックします。
- 対象のリポジトリが先ほど作成したリポジトリ データ ソースに設定されていることを確認します。
- 新しいデータを追加するか、既存のデータに上書きするかを指定します。[Overwrite] モードで一致するレコードを検知した場合は、データは上書きされます。[Append] モードで検知した場合は、新しいレコードが追加され、既存のレコードは変更されません。
- インポート データ ツリーに追加アイテムをインポートしたい場合、[追加] ボタンをクリックします。
- ノード設定を構成します。利用可能なオプションの詳細については、「Tips for Initializing the Repository」を参照してください。
- 作成した Data Repository Tool を選択し、ツールバーの [テストの実行] ボタンをクリックします。
インポートの詳細については、[コンソール] ビューにレポートされます。
インポート中に発生した問題は、 [テストの進捗] ビューにレポートされます。たとえば、稼働していないリポジトリ サーバーにデータをインポートしようとした場合には、次のメッセージがレポートされます。
リポジトリ初期化のヒント
- データは、 Excel ファイルから初期化したり、手動で指定したりできます。手動で設定するには、 [インポート構成の初期化] 画面の [次からデータを初期化] で [なし] を選択し、後で Data Editor を使用して追加します。
- 構成は、 Excel 、 WSDL 、またはスキーマ ファイルから初期化できます。または、 [インポート構成の初期化] 画面の [次から構成を初期化] で [なし] を選択し、データ インポート ツリーを使用して構成を指定します。
WSDL やスキーマを指定するとき、どのデータ タイプ定義を使用するか指定してください。 - 結合列と親結合列は、データの構成方法を示します。結合列は、 Excel シート間の関係を示す列名です。親結合列は、親ノードで相関性のある列です。レコードの結合列の値が親結合列レコードの値と一致する場合、そのレコードは親レコードの子になります。
たとえば、Books 、 Authors 、Publishers の 3 つのシートを持つ Excel があるとします。すべてのシートは Book ID 列を使用します。この場合、 Book ID は結合列です。Book ID は親結合列にもなりえます。この場合、 Data Repository ツールが Book ID を 12345 と設定して Authors シートのレコードを処理するとき、このレコードは Book ID が 12345 の Books レコードの子になります。 - データ セット キーは、Virtualize がレスポンダー応答条件に使用するキー列を指定できます。これらの列は、[Data Source Correlations ] タブで後から選択できます。
これらのキー列を指定しない場合、後から Data Editor で追加できます。 - 複数のファイルをインポートデータ ツリーに追加できます。
dsref* 列は、データ レコード タイプの階層を構築するときに認識されます。これらの列はデータ レコードのレイアウト内で暗黙に定義されるので、データ リポジトリに明示的にインポートされません。?
dsref* 列のより詳しい情報については、「さまざまなサイズの配列をパラメータライズする」または「Virtualize でさまざまなサイズの配列をパラメータライズする」 を参照してください。
- [parasoft_null] (または [null]) 特殊文字列は、"null" として解釈されます (XML トラフィックの場合は "nil")。
- [parasoft_exclude] (または [exclude]) 特殊文字列は、(メッセージタイプに関わらず) 常に生成されたメッセージから除外される要素として解釈されます。
???????????????? URL パラメーター データ ソース応答条件での [parasoft_exclude] の動作の詳細については、「Matching on Absent/Empty Fields and Parameters」を参照してください。