このセクションでは、カスタム API ベースのイベント ソースをモニタリングする方法を説明します。
Event Monitor ツールを構成してカスタム API ベースのイベント ソースをモニターするには、次の操作を行います。
- Event Monitor ツールをダブルクリックしてツール構成パネルを開きます。
[イベント ソース] タブでプラットフォームとして [Custom API-Based Events Source] を選択します。
接続 接続設定を指定します。 イベントの取得 使用するイベントの取得パターンを指定します (指定された間隔でポーリング、各テスト実行後にポーリング、またはイベント プロデューサーにサブスクライブ)。 ユーザー コード カスタム イベント モニタリング アプリケーションまたはスクリプトを指定します。詳細については 「拡張 API のパターン」 を参照してください。 必要に応じて [オプション] タブの設定を変更します。
イベント モニターを実行する前にイベント ビューアーを消去する Event Monitor がモニタリングを開始する際に自動的にイベント ビュー (テキスト ビューおよびグラフィカル ビュー) を消去するには、このオプションを有効化します。 連結されたツールへの XML イベント出力にテスト実行イベントを含める [イベント ビューアー] タブおよび XML 出力に、モニターされたメッセージとイベントだけを表示するには、このオプションを有効化します。このオプションは、各テストの開始と終了を表示するかどうかも示します。テスト スイート内に複数のテストがあり、イベントの識別を容易にしてテストの実行と関連付けたい場合、このオプションをオンにすると役に立ちます。 モニターされたメッセージを CDATA でラップして XML イベント出力が整形式になることを保証 モニターされるイベントのメッセージ コンテンツが整形式の XML であることがわかっている場合は、このオプションを無効化するべきです。無効化すると、XPath を使用してイベント内のメッセージにアクセスし、XML Transformer でメッセージのコンテンツを抽出したり、XML Assertor ツールで検証することが可能です。
メッセージのコンテンツが XML ではない場合、このオプションを有効化します。有効化すると、すべてのメッセージ コンテンツをエスケープすることで、Event Monitor ツールの XML 出力 (イベント ビューアーに表示される内容ではなく、Event Monitor に連結されたツールへの XML イベント出力) が整形式であることが保証されます。この場合、メッセージは単に親要素の文字列コンテンツとなり、XPath を使用してアクセスすることはできなくなります。
Diff ツールの XML モードは文字列コンテンツもサポートしていることに注意してください。つまり、このオプションの設定にかかわらず、Diff ツールはメッセージを XML として比較でき、XPath を使用して値を除外することもできます。
モニターが開始するのを待機する最大の時間 (ミリ秒) テスト スイートの他のテストを SOAtest が実行する前に、イベント ソースへの接続の完了を Event Monitor が待機する最大時間を指定します。Event Monitor からイベント ソースへの接続で問題がある場合に、テストのイベントをキャプチャーでき、他のテストの実行を過度にブロックするのを防止できます。イベント ソースへの接続にデフォルト設定よりも時間がかかる場合は、値を増やしてください。デフォルトは 3000
です。モニター実行の最大継続時間 (ミリ秒) テスト スイート内の他のテストがハングしたり、他のテストが実行されていない場合 (たとえばテスト スイートとは別に Event Monitor テストを実行し、カスタム アプリケーションを使用してシステムにメッセージを送信する場合など) にテストがタイムアウトする時間を指定します。 モニター実行の最大継続時間 (ミリ秒) テスト スイート内の他のテストがハングしたり、他のテストが実行されていない場合 (たとえばテスト スイートとは別に Event Monitor テストを実行し、カスタム アプリケーションを使用してシステムにメッセージを送信する場合など) にテストがタイムアウトする時間を指定します。 各テスト実行終了後のポーリング遅延時間 (ミリ秒) テストの終了からイベントの取得まで Event Monitor が待機する時間を指定します。