Jtest は、背後で邪魔にならないよう自動的にコードを解析し、作業中のコードが開発ポリシーを満たしていない場合にただちに警告します。これにより、問題が発生したらすぐに検出して修正することができ、ワークフローを中断して解析を開始する必要がありません。
継続的静的解析は、継続的品質アシスタンス (CQA) モードで実行されます。CQA モードは、以下のイベント発生時に起動されます。
- エディターでソース ファイルを開いたとき
- ワークスペースで新規または修正済みコードを保存したとき
保存時の解析は、保存またはすべて保存オプションを使用して手動でコードを保存したときに実行されます。IDE によってコードが自動的に保存されたときには、解析は実行されません。
CQA モードが有効な場合、解析速度を上げるため、使用中のコンフィギュレーションで指定されているうち、一部の時間がかかる操作やルールがスキップされます。スキップされる操作やルールには、以下のようなものがあります。
- レポート生成
- ソース管理情報
- DTP へのレポートのパブリッシュ
- DTP へのソース コードのパブリッシュ
- グローバル スコープで動作する静的解析ルール
CQA モードを有効化すると、指定されたコンフィギュレーションのうち、無効化になる機能が通知されます。CQA モードでサポートされるルールの一覧は、「CQA をサポートするルール」を参照してください。重複コード検出およびフロー解析ルールは、CQA モードで有効化できますが、解析に時間がかかりすぎないよう、スコープは制限されます。
継続的品質アシスタント モードの有効化
アクティブ テスト コンフィギュレーションを設定します (「アクティブテスト コンフィギュレーションの設定」を参照)。
アクティブとして設定されたテスト コンフィギュレーションが、継続的静的解析に使用されます。CQA モードで使用するテスト コンフィギュレーションを変更するには、別のテスト コンフィギュレーションをアクティブにします。
アクティブ テスト コンフィギュレーションが指定されていない場合、CQA モードは有効化されません。
[[アクティブ テスト コンフィギュレーション名] の実行] ボタンと [指摘事項のインポート] ボタンの間にある [継続的品質アシスタント [アクティブ テスト コンフィギュレーション名]] ボタンをクリックし、リアル タイムでのコード解析を有効化します。
設定したテスト コンフィギュレーションに CQA モードでは利用できないルールや機能が含まれる場合、設定が無視されることを通知するメッセージが表示されます。
継続的静的解析の指摘事項の操作
継続的静的解析の指摘事項は、DTP の指摘事項ビューにレポートされます。作業中のファイルに関する指摘事項だけが検出されるよう、[Link with Editor] オプションを有効にすることを推奨します (「指摘事項の参照」を参照)。
各指摘事項の詳細情報は、DTP の指摘事項の詳細ビューで参照できます (「解析指摘事項の詳細の表示」を参照)。
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