ご使用の OS で Enterprise Pack の環境変数を指定できます。OS に応じた手順を参照してください。

Windows

以下の手順では、Windows 10 で環境変数を設定する方法について説明しますが、詳細についてはご使用の Windows のバージョンのドキュメントを参照してください。 

  1. Windows のスタート メニューからコントロール パネルを開きます。
  2. [システムとセキュリティ] > [システム] > [システムの詳細設定] を選択します。
  3. [環境変数] を選択して、環境変数の編集画面を開きます。 
  4. [システム環境変数] セクションに必要な Enterprise Pack 変数を追加します。使用可能な変数については、「環境変数」を参照してください。
  5. [OK] をクリックして変数を保存し、Enterprise Pack サービスを再起動します (「DTP アプリケーションの開始」を参照)。

Linux

Linux システムでは、dtpconsole.sh スクリプトを実行する前に必要な環境変数を設定できます。例:

export DEP_USE_REMOTE_DB=true
export DEP_DB_HOSTNAME=<HOST>
export DEP_DB_PORT=<PORT>
./dtpconsole.sh

使用可能な変数については、「環境変数」を参照してください。

使用する変数を起動時に設定するようにシステムを構成することもできます。たとえば、/etc ディレクトリにある環境ファイルを変更して、これらの変数を含めることができます。 

環境変数

以下の環境変数を設定することができます。

MongoDB

変数説明
DEP_USE_REMOTE_DB 

組込みデータベースを使用した Enterprise Pack の起動を有効/無効にするためのブール値を指定します。デフォルトでは、組込みデータベースが使用されます。

export DEP_USE_REMOTE_DB=false 

リモート データベースを使用する場合は、この変数を true に設定します。

DEP_DB_HOSTNAME 

リモート データベースに接続するためのホスト名を指定します。例: 例:

export DEP_DB_HOSTNAME=localhost 

DEP_USE_REMOTE_DB=false の場合、この変数は無視されます。  

デフォルト値は localhost です。 

DEP_DB_PORT 

データベースに接続するためのポート番号を指定します。例:

export DEP_DB_PORT=8316 

DEP_USE_REMOTE_DB=false の場合、この変数を使って組込みデータベースへの接続用ポート番号を変更できます。  

デフォルト値は 8316 です。 

DEP_DB_USERNAME 

データベースへの接続を認証するためのユーザー名を指定します。この変数はオプションであり、リモート データベースで認証が有効になっている場合にのみ使用する必要があります。例: 例:

export DEP_DB_USERNAME=<USERNAME>  

DEP_USE_REMOTE_DB=false の場合、この変数は無視されます。 

DEP_DB_PASSWORD 

データベースへの接続を認証するためのパスワードを指定します。この変数はオプションであり、リモート データベースで認証が有効になっている場合にのみ使用する必要があります。例: 例:

export DEP_DB_PASSWORD=<PASSWORD>  

DEP_USE_REMOTE_DB=false の場合、この変数は無視されます。 

パスワードは暗号化されていなければなりません。プレーン テキストはサポートされません。この値を暗号化するには、Parasoft ツールに含まれる -encodepass CLI オプションを使用します (例: jtestcli.exe -encodepass <PASSWORD>)。

DEP_AUTH_DB 

ユーザーの認証に使用するデータベースを指定します。この変数はオプションであり、リモート データベースで認証が有効になっている場合にのみ使用する必要があります。例: 例:

export DEP_AUTH_DB=test  

DEP_USE_REMOTE_DB=false の場合、この変数は無視されます。 

Extension Designer

変数説明
DEP_ACCESS_LOG_BACKUPS 

Extension Designer が保存するアーカイブ ログファイルの数を決定します。Extension Designer が個別にキャプチャしたすべてのネットワークログに適用されます (キャプチャされるログの詳細については「Extension Designer のベスト プラクティス」の「Extension Designer のログの設定」を参照してください)。特定のログ (extension-designer-access.log など) のアーカイブ ログの数がこの値に達すると、Extension Designer は必要に応じて最も古いログを自動的に削除し、最新のログのためのスペースを確保します。

xport DEP_DB_PORT=100 

デフォルト値は 90 です。

  • No labels