ご使用の OS で Enterprise Pack の環境変数を指定できます。OS に応じた手順を参照してください。
Windows
以下の手順では、Windows 10 で環境変数を設定する方法について説明しますが、詳細についてはご使用の Windows のバージョンのドキュメントを参照してください。
- Windows のスタート メニューからコントロール パネルを開きます。
- [システムとセキュリティ] > [システム] > [システムの詳細設定] を選択します。
- [環境変数] を選択して、環境変数の編集画面を開きます。
- [システム環境変数] セクションに必要な Enterprise Pack 変数を追加します。使用可能な変数については、「環境変数」を参照してください。
- [OK] をクリックして変数を保存し、Enterprise Pack サービスを再起動します (「DTP アプリケーションの開始」を参照)。
Linux
Linux システムでは、dtpconsole.sh スクリプトを実行する前に必要な環境変数を設定できます。例:
export DEP_USE_REMOTE_DB=true export DEP_DB_HOSTNAME=<HOST> export DEP_DB_PORT=<PORT> ./dtpconsole.sh
使用可能な変数については、「環境変数」を参照してください。
使用する変数を起動時に設定するようにシステムを構成することもできます。たとえば、/etc
ディレクトリにある環境ファイルを変更して、これらの変数を含めることができます。
環境変数
以下の環境変数を設定することができます。
MongoDB
変数 | 説明 |
---|---|
DEP_USE_REMOTE_DB | 組込みデータベースを使用した Enterprise Pack の起動を有効/無効にするためのブール値を指定します。デフォルトでは、組込みデータベースが使用されます。
リモート データベースを使用する場合は、この変数を |
DEP_DB_HOSTNAME | リモート データベースに接続するためのホスト名を指定します。例: 例:
デフォルト値は |
DEP_DB_PORT | データベースに接続するためのポート番号を指定します。例:
デフォルト値は |
DEP_DB_USERNAME | データベースへの接続を認証するためのユーザー名を指定します。この変数はオプションであり、リモート データベースで認証が有効になっている場合にのみ使用する必要があります。例: 例:
|
DEP_DB_PASSWORD | データベースへの接続を認証するためのパスワードを指定します。この変数はオプションであり、リモート データベースで認証が有効になっている場合にのみ使用する必要があります。例: 例:
パスワードは暗号化されていなければなりません。プレーン テキストはサポートされません。この値を暗号化するには、Parasoft ツールに含まれる |
DEP_AUTH_DB | ユーザーの認証に使用するデータベースを指定します。この変数はオプションであり、リモート データベースで認証が有効になっている場合にのみ使用する必要があります。例: 例:
|
Extension Designer
変数 | 説明 |
---|---|
DEP_ACCESS_LOG_BACKUPS | Extension Designer が保存するアーカイブ ログファイルの数を決定します。Extension Designer が個別にキャプチャしたすべてのネットワークログに適用されます (キャプチャされるログの詳細については「Extension Designer のベスト プラクティス」の「Extension Designer のログの設定」を参照してください)。特定のログ (extension-designer-access.log など) のアーカイブ ログの数がこの値に達すると、Extension Designer は必要に応じて最も古いログを自動的に削除し、最新のログのためのスペースを確保します。
デフォルト値は |