この演習の目的
静的解析を実行して、重大な構造上の欠陥を特定します。重大な構造上の欠陥とは、低パフォーマンス、メモリ リーク、セキュリティの脆弱性など、アプリケーションの問題を引き起こす構造のことです。
この演習では、ATM プロジェクトのソース ファイルがビルトイン テスト コンフィギュレーションの [Parasoft's Recommended Rules]のルール セットにどの程度準拠しているかをチェックします。[Parasoft's Recommended Rules] テスト コンフィギュレーションでは、重要度レベル 1 のルールが有効に設定されています。つまり、このテスト コンフィギュレーションは、プログラムのバグを引き起こす可能性が高い、ソース コードの欠陥を探します。
[Parasoft's Recommended Rules] テスト コンフィギュレーションを「お気に入りコンフィギュレーション」に設定します。お気に入りコンフィギュレーションとは、ツールバーの [テスト] ボタンをクリックしたときに、自動的に実行されるテスト コンフィギュレーションのことです。次の操作を行います。
- [Parasoft] メニューの [テスト コンフィギュレーション] をクリックします。
- [ビルトイン] > [Static Analysis] > [Parasoft's Recommended Rules] テスト コンフィギュレーションを右クリックします。
- ショートカット メニューの [複製] をクリックします。
- 複製した [ユーザー定義] > [Parasoft's Recommended Rules] を右クリックし、ショートカット メニューの [お気に入りとして設定] をポイントして一番上の "F" の欄をクリックします。
- [閉じる] ボタンをクリックします。
ATM プロジェクトの ATM.cxxを選択します。
ツールバーの [テスト] ボタンをクリックしてデフォルト コンフィギュレーションを実行します。
お気に入りとして設定されているテスト コンフィギュレーションが実行されます。この場合は、お気に入りとして設定した [ユーザー定義] > [Parasoft's Recommended Rules] テスト コンフィギュレーションが実行されます。- "Parasoft's Recommended Rules" とラベルされた [テスト進捗] ビューで、テストの進行状況とサマリ情報をチェックします。
- [品質タスク] ビューを表示してより詳しい情報を参照します。通常、[品質タスク] ビューは GUI の右下に表示されます。表示されていない場合、[Parasoft] メニューの [ビューの表示] > [品質タスク] をクリックします。