このセクションでは、C/C++test Professional の詳細オプションを設定する方法について説明します。

概要

典型的なシナリオでは、C/C++test をカスタマイズするには、C/C++test GUI または設定ファイルでオプションを指定します (「設定ファイルでの指定」を参照)。必要に応じて、C/C++test Professional で利用可能な通常設定に含まれない詳細設定を指定することで、さらに C/C++test を拡張できます。

詳細設定を指定するには、次のどちらかを設定します。

  • C/C++test での解析実行の詳細設定を含む詳細設定ファイル
  • 追加の詳細設定を指定できる CPPTEST_ENGINE_EXTRA_ARGS オプション

詳細設定ファイルの設定

詳細設定ファイルを設定するには、C/C++test の詳細設定を含むファイルを作成し、C/C++test の GUI または専用の設定を使用して、ファイルへのパスを指定します。詳細設定ファイルで利用可能な設定の一覧については、https://docs.parasoft.com から C/C++test Standard ユーザー ガイドの「設定」セクションを参照してください。

GUI で詳細設定ファイルへのパスを指定するには、次の操作を行います。

  1. IDE のメニュー バーで [Parasoft] > [設定] をクリックし、Parasoft 設定パネルを開きます。

  2. [Parasoft] (設定カテゴリ ツリーのルート) を選択します。
  3. [C/C++test 詳細設定] > [設定ファイル] フィールドに詳細設定ファイルへのパスを指定します。
  4. [適用] をクリックします。

コマンド ラインで詳細設定ファイルへのパスを指定するには、C/C++test での解析設定に使用する通常の設定ファイルを開き、次のエントリを追加します。

cpptest.advanced.settings.file=[path to the advanced settings file]

追加の詳細設定の指定

CPPTEST_ENGINE_EXTRA_ARGS オプションを使用して C/C++test をカスタマイズできます。このオプションは、ソース ファイルのエンコーディングやメモリ サイズなどの詳細設定を指定します。これは、静的コード解析を実行したり DTP に結果をアップロードする際に特に便利です。

オプションを設定するには、以下のいずれかの操作を行います。

  • [Parasoft] メニューの [設定] > [テクニカル サポート] をクリックして [詳細オプション] を有効にし、オプションを入力します。例:
  • CPPTEST_ENGINE_EXTRA_ARGS 環境変数を作成し、値を設定します。例:
    CPPTEST_ENGINE_EXTRA_ARGS="-property file.encoding.mode=user -property file.encoding.name=UTF-8 -property cpptest.analyzer.source.timeout=4400 -J-Xmx4096m"


  • コマンド ラインでは、-J 接頭辞を付けた Java プロパティとしてオプションを使用して cpptestcli に設定を渡します。例:
    cpptestcli.exe -J-DCPPTEST_ENGINE_EXTRA_ARGS="-property file.encoding.mode=user -property file.encoding.name=UTF-8 -property cpptest.analyzer.source.timeout=4400 -J-Xmx4096m"

上記の例は、メモリ サイズを 4096m に設定し、ソース ファイルのエンコーディングを UTF-8 に設定します。

詳細については、テクニカル サポートにお問い合わせください。

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