DTP 2022.2 より、Standard Edition または Enterprise Edition で Report Center やその他の機能を有効にすることなく DTP の License Server 機能のみを使用することはサポートされません。License Server のみが必要なユーザーは、License Server Standalone (LSS) を使用してください。DTP を License Server としてのみ使用していたユーザーのために、LSS に移行する手順を以下に説明します。この手順は、マシン ID が変わらないように、DTP がデプロイされたのと同じマシン上で実行する必要があります。
DTP から LSS に移行するには、次の操作を行います。
- DTP サービスを停止します。詳細については「DTP サービスの停止」を参照してください。
- DTP インストールから次のファイルをバックアップします。
<DTP_DATA_DIR>/data/conf/oidc.json
<DTP_DATA_DIR>/data/conf/pstsec.json
<DTP_DATA_DIR>/data/conf/login_policy.json
<DTP_DATA_DIR>/pstsec/db
をバックアップします。<DTP_DATA_DIR>/LicenseServer
をバックアップします。- LSS をインストールします。ただし、まだ起動しないでください。
- ステップ 2 のファイルを
<LSS_INSTALL_DIR>/data/conf
にコピーします。 - ステップ 3 のファイルを
<LSS_INSTALL_DIR>/data/pstsec/db
にコピーします。 - ステップ 4 のファイルを
<LSS_INSTALL_DIR>/data/LicenseServer
にコピーします。 - (オプション) <DTP_DATA_DIR>/data/conf にある同じファイルに基づいて、必要に応じて以下のファイルを設定します。
<LSS_INSTALL_DIR>/data/conf/PSTSecConfig.xml
<LSS_INSTALL_DIR>/data/conf/PSTRootConfig.xml
- LSS を起動し、License Server と [ユーザー管理] ですべてが動作していることを確認します。
DTP からライセンスを取得したツールは、LSS からライセンスを取得するように再設定する必要があります。詳細については、ツールのライセンス設定のドキュメントを参照してください。