このリリースに関する情報:
リリース日: 2019年11月15日
OpenID Connect のサポート
DTP は、ID 管理プロバイダー OpenID Connect を介したユーザー認証をサポートするようになりました。これにより、Parasoft の外部でユーザー認証を管理できます。OpenID Connect 機能は、次のシステムに対してテストされています。
- Keycloak
- connect2id
詳細については「OpenID Connect の設定」を参照してください。
サード パーティの ALM ツールとの統合
DTP はサード パーティの ALM ツールをサポートするようになりました。以下のシステムをサポートします。
codeBeamer ALM
codeBeamer ALM との統合は、次の機能を実現します。
- 違反エクスプローラーから codeBeamer ALM でバグとタスクを手動で作成する機能。
- テスト エクスプローラーから codeBeamer ALM でバグとタスクを手動で作成する機能。
- codeBeamer の作業アイテムで Parasoft のテスト結果を送信、表示、および更新する機能。
- テスト、静的解析結果、コード レビューを codeBeamer の要件から追跡する機能。
詳細については「Codebeamer ALM との統合」を参照してください。
Jira/Xray
Jira のサポートが拡張され、Xray テスト管理プラグインとの統合が含まれるようになりました。さらに、DTP の Jira Traceability Report 拡張機能はサード パーティの ALM ツールのデプロイメント インフラストラクチャに統合されたため、スタンドアロンのアーティファクトではなくなりました。
Jira との統合は、次の機能を実現します。
- 違反エクスプローラーから手動で Jira の課題を作成する機能。
- テスト エクスプローラーから手動で Jira の課題を作成する機能。
- Jira の Xray プラグインを使用している場合は、Jira で Parasoft Test の結果を送信、表示、更新することもできます。
- テスト、静的解析結果、コード レビューを Jira の要件から追跡する機能。
詳細については「Jira との統合」を参照してください。
Polarion ALM
Polarion ALM との統合は、次の機能を実現します。
- 違反エクスプローラーから Polarion ALM で手動で不具合や課題を作成する機能。
- テスト エクスプローラーから Polarion ALM で手動で不具合や課題を作成する機能。
- Polarion の作業アイテムで Parasoft のテスト結果を送信、表示、および更新する機能。
- テスト、静的解析結果、コード レビューを Polarion の要件から追跡する機能。
詳細については「Polarion ALM との統合」を参照してください。
VersionOne
VersionOne との統合は、次の機能を実現します。
- 違反エクスプローラーから VersionOne で手動で不具合や課題を作成する機能。
- テスト エクスプローラーから VersionOne で手動で不具合や課題を作成する機能。
- VersionOne の作業アイテムで Parasoft のテスト結果を送信、表示、および更新する機能。
- テスト、静的解析結果、コード レビューを VersionOne の要件から追跡する機能。
詳細については「VersionOne との統合」を参照してください。
Security Compliance Pack の更新
Security Compliance Pack が更新され、次のガイドラインに特化したサポートを含むようになりました。
- UL 2900
- PCI DSS
- CWE 3.4
- CWE Top 25 + On the Cusp for Java
さらに、次のガイドラインのサポートが拡張されました。
- OWASP Top 10
- CERT C
- CWE Top 25 + On the Cusp for .NET
ガイドラインの変更に関する情報は、セキュリティ コンプライアンス パック に同梱されています。
Automotive Compliance Pack の更新
AUTOSAR および MISRA コンプライアンス アーティファクトに付属するウィジェットとレポートが更新されました。
Process Intelligence Pack
次の DTP Enterprise Pack アーティファクトが更新されました。これらは Process Intelligence Pack にバンドルされています。
- Modified Code Coverage
- Test Impact Analysis
- Test Stability Report
- Risky Code Changes
これらのアーティファクトは、最新の Parasoft コード解析/テスト実行ツールをサポートします。
User Administration 用の設定可能なログイン ポリシー
User Administration モジュールに、失敗したログイン試行に応答するためのポリシーを設定する機能が追加されました。
9.x ツールのデータに対するサポート終了
9.x のコード解析/テスト実行ツールから DTP に送信されるデータのサポートは、サポート終了 (EOL) フェーズに達しました。アップグレード処理を除き、DTP はバージョン 9.x の Parasoft 製品のデータを保存/提供するために使用していた GRS データベースに接続しなくなりました。アップグレード処理に関連するバックアップ スクリプトも GRS データベースのバックアップを実行しません。GRS データベースは、新しい DTP のインストールで作成されません。
詳細については「アップグレード」のセクションを参照してください。
Project Center の終了
Project Center は DTP Enterprise Pack に含まれなくなり、サポートされなくなりました。
DTP Enterprise Pack 拡張の変更点
以下の Enterprise Pack 拡張がサポートされなくなりました。
- DTP Build Review Workflow
- DTP File Based Licensing Report
- Export DTP Explorer Data to CSV
- Jira Traceability Report - このレポートは「Jira との統合」で説明されている機能に置き換えられました。
- Static Analysis Violation Reporter for Atlassian Jira - このレポートは「Jira との統合」で説明されている機能に置き換えられました。
- Test Failures by Build
その他の更新点
- OpenJDK のサポートが追加されました。
- METRIC.NOMCIM のサポートが追加されました
- DTP に Java 8 Update 202 が同梱されました。
- DTP に Tomcat 9.0.27 が同梱されました。
- 10.x ツールによって生成されたレポートの Team Server への転送がサポートされなくなりました。
- Parasoft ツールからのライセンス要求をスタンドアロン ライセンス サーバーまたは DTP の別のインスタンスに委任する機能は削除されました。
- セッション データベース サーバーのデフォルト ポートが 9001 から 9003 に変更されました。ポート番号も設定可能になりました。
- 従来の Licenser Server ポート (2002) を無効にする機能が追加されました。
- DTP の新規インストールでは、License Server Administration SOAP サービスが無効になっています。
- Team Server ポート (18888) を無効にする機能が追加されました。
- カスタム ウィジェットは非推奨になりました。カスタム ウィジェットを作成するには DTP Enterprise Pack を使用してください。
- Data Collector のリバース プロキシのサポートが追加されました。
PR と FR
本リリースでは以下の PR と FR に対応しました。
ID | 説明 |
---|---|
DTP-9027 | clickjacking の脆弱性に対応 |
DTP-9156 | API ドキュメントを更新し、プロジェクト リーダーが別のプロジェクトを作成できないことを記載 |
DTP-8671 | username に特殊文字が含まれている場合、License Server からライセンスを取得できない |
DTP-9661 | [テスト - 傾向] ウィジェットをクリックするとエラーが発生する |