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はじめに
シーケンス レスポンス 入力モードでは、アセットがリクエストを受信したときに繰り返し送信される一連のメッセージを指定できます。
レスポンスの追加
メッセージ レスポンダーが使用するレスポンスを、送信される順序で追加します。リストの一番上にあるレスポンスは、アセットが最初にヒットしたときに送信されます。2 番目のレスポンスは次のヒットで送信され、3 番目以降が同様に送信されます。デフォルトでは、すべてのメッセージ レスポンスが処理されると、レスポンダーは最初のメッセージにループバックします。
[新規] をクリックしてレスポンスを追加します。レスポンスを選択して、[上へ] または [下へ] をクリックしてレスポンスを並べ替えたり、[削除] をクリックしてレスポンスを削除したりすることができます。
レスポンスを右クリックして、コピーと貼り付けを行うこともできます。
コピーされたレスポンスは、レスポンス リストの最後に貼り付けられます。すべての設定が、貼り付けられたレスポンスにコピーされます。
[メッセージ] タブ
レスポンダーが送信するメッセージは、[メッセージ] タブで構成できます。
- レスポンスを選択し、[メッセージ] タブをクリックします。
- レスポンスを指定する方法を選択します。以下のオプションを選択できます。
- テキスト: [テキスト] オプションを有効にし、フィールドにリテラル メッセージを入力します。
- ファイル: [ファイル] オプションを有効にし、応答するファイルを選択します。
- データ ソース: [情報元] オプションを有効にし、グローバル レベルまたはスイート レベルのデータソースから列を選択します。レスポンダー スイート変数およびデータバンクからデータソース値にアクセスできます。
[レスポンス ヘッダー] タブ
デフォルトでは、レスポンダーはレスポンス ヘッダーの [トランスポート ヘッダー] タブの設定を使用しますが、シーケンス内の各レスポンスの設定を上書きすることができます。
- [レスポンス ヘッダー] タブをクリックし、[ レスポンダー トランスポート ヘッダーを上書きする] を有効にします。
- メッセージ トランスポート タイプのタブをクリックします。
- コントロールを使用して、ヘッダー値を追加、削除、変更します。
- 変更を保存します。
[レスポンス オプション] タブ
[レスポンス オプション] タブで、レスポンス コードを指定し、レスポンスの遅延時間を設定できます。
- レスポンスを選択し、[レスポンス オプション] タブをクリックします。
- メッセージにカスタム HTTP ステータス コードを設定する場合は、[レスポンダのリターン ステータスを上書きする] を有効にして、リターン メッセージとステータス コードを指定します。フィールドに固定メッセージとコードを入力するか、接続されたデータソースからパラメータライズされたメッセージやステータス コードを指定できます。
- 内部でルーティングされるエラー メッセージに対してメッセージ プロキシのフェイルオーバー設定 (HTTP リバース プロキシまたは HTTP フォワード プロキシで設定) をバイパスする場合は、[Skip message proxy failover] を有効にして、レスポンスに設定したカスタム リターン ステータスとペイロードを送信します。
レスポンスに遅延時間を追加する場合は、追加するミリ秒数を [思考時間] フィールドで指定します。[オプション] タブ > [パフォーマンス オプション] ページ で指定した思考時間、およびパフォーマンス プロファイルで指定した追加の遅延に、この思考時間が追加されます (「パフォーマンス プロファイルの使用」を参照)。
[リクエスト テンプレート] タブ
[リクエスト テンプレート] タブには、メッセージ レスポンダーの [オプション] タブにある同名のタブと同じ機能が含まれており、特定のレスポンスにのみ適用されます。両方が設定されている場合は、こちらが優先されます。詳細については、「メッセージ レスポンダーの概要」の「リクエスト テンプレート」を参照してください。