環境インスタンスは、各テスト環境で、後でセットアップするために保存しておきたい特定のコンポーネント インスタンスの組み合わせの静的な「スナップショット」です。1 つの環境から任意の数のインスタンスを作成できます。
たとえば、1 つの環境から、複数の機能テスト環境設定や、複数のパフォーマンス テスト環境構成を作成できます。その後、環境インスタンスを選択し、セットアップするだけで、環境をすばやく切り替えることができます。
このようにすると、環境にアクセスしたいとき、毎回手動で再構成する必要がありません。さらに、アクセスするたびに一定の環境が構成されていることを確信できます。
環境インスタンスの作成
環境インスタンスを作成するには、次の操作を行います。
- インスタンスの元にする環境を開きます。
- ツールバーの [ダイアグラムの編集] ボタンをクリックし、編集モードに切り替えます。
- 利用可能なコントロールを使用して、コンポーネント インスタンスを構成するコンポーネントの状態を設定します。
- ページレベル アクション メニューの [新規インスタンスの作成] をクリックし、新しいインスタンスの名前を指定します。
- 環境インスタンスをアクティブにする準備ができている場合、ツールバーの [セットアップ] ボタンをクリックします。
これにより、各環境コンポーネントがコンポーネント インスタンスで指定された状態に設定されます。コンポーネントは、(CTP または Virtualize から) 変更されるまで同じ状態を保ちます。
保存された環境インスタンスのセットアップ
以前に作成済みの環境インスタンスをアクティブにしてセットアップするには、次の操作を行います。
- セットアップする環境を開きます。
- 以下のいずれかの操作を行います。
- (編集モードではない) 通常モードの場合: ページ右上でセットアップするインスタンスの名前を選択します。
- 編集モードの場合: 目的の環境インスタンスのリンクをクリックします。
- (編集モードではない) 通常モードの場合: ページ右上でセットアップするインスタンスの名前を選択します。
ツールバーの [セットアップ] ボタンをクリックします。
すべてのコンポーネントが指定された状態に設定されます。コンポーネントは、(CTP または Virtualize から) 変更されるまで同じ状態を保ちます。