このリリースに関する情報:
リリース日: 2021年4月19日
アップグレード パスに影響する可能性のある詳細については、「アップグレード」セクションを参照してください。
TÜV SÜD 証明書
※ こちらをご希望の日本のユーザー様は Parasoft 製品カスタマー センターまでお問い合わせください。※ Parasoft DTP は、TÜV SÜD によって安全関連ソフトウェア開発の認定を受けています。Parasoft DTP の機能安全パッケージは、Customer Portal のMarketplace エリアからダウンロードできます。
Jama Connect によるトレーサビリティ
DTP は Jama Connect と統合され、Jama に保存されたアーティファクトと DTP に保存されたデータ間のトレーサビリティが可能になりました。この統合により、DTP の違反エクスプローラーとテスト エクスプローラーから直接 Jama Connect で作業アイテムを作成できるだけでなく、DTP によって収集されたテスト結果で Jama アーティファクトを自動的に更新できます。統合には、Jama アーティファクトと Parasoft Test および静的分析結果との関係を示すウィジェットとレポートが含まれます。
機械学習の最適化
機械学習モデルをトレーニングするためのモードを選択できるようになりました。利用可能な違反やアルゴリズムのサブセットを使用するモードを選択することで、より高速なトレーニングが可能になります。また、利用可能なすべての違反やアルゴリズムを活用するモードを選択することで、最も効果的な機械学習モデルを構築できます。
OIDC への対応強化
OIDC のスコープ属性を指定し、DTP の oidc.json 構成ファイルでクレームを指定できるようになりました。これにより、OIDC プロバイダーと連携するように DTP を構成する際の柔軟性が向上しました。usernameAttribute
は廃止されましたが、引き続きサポートされています。
古い Parasoft ツールのサポート終了
ソフトウェアのセキュリティを強化するための Parasoft の継続的な取り組みの一環として、DTP のいくつかの内部ライブラリが更新されました。その結果、次のコード解析およびテスト実行ツールは DTP と互換性がなくなりました。
- dotTEST、Jtest、および C/C++test 10.4.2 以前
- SOAtest 9.10.7 以降
Parasoft ツールをアップグレードするときは、Parasoft DTP を、サポートされている最新バージョンにアップグレードすることを推奨します。そうすることで、Parasoft のSDLC 機能をフルに活用することができます。
新しい DTP ウィジェット
次のウィジェットが DTP に同梱されるようになりました。
- テスト - ドーナツ: このウィジェットは、成功、失敗、未完了の単体/機能テストの内訳をドーナツ グラフで表示します。
- ポートフォリオ - テスト統計情報: このウィジェットは、指定されたポートフォリオのフィルターのテスト統計を表示します。すべての環境のテスト結果を表示したり、特定の環境におけるテスト実行だけを表示したりできます。
Enterprise Pack の拡張
以下の更新があります。
- Process Intelligence Pack に Machine Learning フローが追加されました。このフローは、DTP 機械学習機能によって処理された違反を確認するための新しいウィジェットを追加します。
- Security Compliance Pack が OWASP API Security Top 10 をサポートするようになりました。
- Security Compliance Pack が CWE 4.4 for Java および .NET をサポートするようになりました。
- Traceability Pack の Jira フローが更新され、トレーサビリティ ウィジェットで JQL クエリーを使用できるようになりました。
API の変更
以下のエンドポイントが保護されました。これらのエンドポイントを呼び出すには、管理者権限を持っているか、指定された filterId に関連付けられたプロジェクトの読み取り権限を持っている必要があります。
- /builds
- /coverage
- /dynamicAnalysisTestCases
- /metrics
- /staticAnalysisViolations
スクリプトを更新するか、API 呼び出しを行うユーザー プロファイルに適切な権限を付与してください。
その他の更新点
- DTP Enterprise Pack は mongoDB 4.0 とノード 12.20.1 を使用するようになりました
- DTP に Tomcat 9.0.45 が同梱されました。
- License Server UI の更新
- Docker 環境でライセンスを提供するためのβ版のサポートが追加されました。
- 上位 5 ルールのドリルダウン レポートがソートおよびフィルタリングできるようになり、列が追加されました。
- バージョン 2021.1.2 で log4j の脆弱性 CVE-2021-44228 に対応しました。
FR と PR
本リリースでは以下の FR と PR に対応しました。
ID | 説明 |
---|---|
DTP-15813 | 日本語ダッシュボード pdf の「generated on」メッセージが文字化けする |
DTP-16163 | ライセンス概要 UI のローカライズされていない文字 |
LS-1389 | グループから削除されたユーザーがライセンスを失わない |
LS-1414 | ユーザー名でライセンスをフィルタリングするときに大文字と小文字を区別する設定を使用する |
日本語版での制限事項
日本語版では組込みデータベースはサポートされていません。