[テスト シナリオ] ページから直接 SOAtest サーバーにテスト シナリオおよびテスト スイートを追加できます。[テスト シナリオ] ページにアクセスするには、API Testing モジュールを開きます。
新規テスト シナリオ (.tst ファイル) の作成
テスト シナリオは、ジョブまたはセットアップ中に実行できる最小の単位です。テスト シナリオは、.tst ファイルとして SOAtest のワークスペースに格納されます。
CTP から新規 .tst ファイルを追加するには、次の操作を行います。
- 左側のペインで新規テスト シナリオを追加するサーバーまたはフォルダーを選択します。
- ページレベルのアクション メニューの [テスト シナリオの作成] をクリックします。
- (任意) 新しく作成されるテスト シナリオの名前を変更します。
- シナリオの作成方法を指定します。
テスト シナリオ作成オプション
空: スケルトン (空の) テスト シナリオを作成するには、[作成] を [空] のままにし、[保存] をクリックします。他の操作は必要ありません (後でテストを追加できます)。
RAML: RAML 定義のエンドポイントに基づいてテスト シナリオを自動生成する場合、[作成] を [RAML] に設定し、RAML 定義の場所の絶対 URI を入力して、[保存] をクリックします。RAML 0.8 および 1.0 がサポートされています。
Swagger: Swagger 定義のエンドポイントに基づいてテスト シナリオを自動生成する場合、[作成] を [Swagger] に設定し、Swagger 定義の場所の絶対 URI を入力して、[保存] をクリックします。Swagger 仕様 1.0-2.0 がサポートされています。
WSDL: WSDL からテスト シナリオを自動生成する場合 (サービス操作ごとに 1 つのテストが作成されます)、[作成] を [WSDL] に設定し、WSDL の場所を指定して、[保存] をクリックします。
トラフィック: トラフィック ファイル (Parasoft プロキシ ドライバーの記録または他のユーティリティによって作成されたもの) からテスト シナリオを自動生成する場合、[作成] を [トラフィック] に設定し、テンプレートまたはデータ リポジトリ設定を指定して、[保存] をクリックします。
トラフィックからのテスト作成に関するヒント
- トラフィックから新しい仮想アセットを作成するには、a) Parasoft Virtualize とともにインストールされた Parasoft SOAtest、b) 実行中の Parasoft Data Repository へのアクセス、c) VirtualAssets プロジェクトに保存された少なくとも 1 つのトラフィック ファイル (プロキシの記録またはイベント メッセージのエクスポートによって作成されたものなど) が必要です。
- (任意) Parasoft SOAtest で作成したテンプレートに保存された「トラフィックからの作成」構成を使用して仮想アセットを作成するには、使用するテンプレートを指定します (SOAtest サーバーの traffic_templates フォルダーにある任意のテンプレートを選択できます)。テンプレートを指定すると、関連するフィールドが自動的に設定され、編集不可になります。
- Data Repository 名を指定する際、既存のリポジトリを使用するか、新しいリポジトリを指定できます。
- トラフィックのメッセージ コンテンツは整形式でなければなりません (たとえば、XML の場合は整形式であること)。整形式でない場合、トラフィックからのテストの自動生成が失敗する可能性があります。SOAP メッセージには、最上位の XML 要素が 1 つだけ存在しなければなりません。
.tst (生成された SOAP Client ツールを含む) が、指定された SOAtest サーバーに追加されます。該当するツリー ノードを選択すると、追加された SOAP Client を参照できます。
- テストがトラフィックから作成された場合: ツールは自動的に設定され、指定された Parasoft Data Repository に格納された値でパラメータライズされます。
- テストが RAML または Swagger から作成された場合: テスト シナリオには、定義に含まれるリソース/メソッドのペアごとに 1 つの REST Client が追加されます。各 REST Client のリソース URL、HTTP メソッド、ペイロード (該当する場合) も定義に従って設定されます。サービスのベース URL は、"BASEURL" 変数を使用して設定されます。各リソースは "BASEURL" 変数を使用してパラメータライズされます。クエリー パラメーターには、サービス定義で定義されたとおりのデフォルト値またはサンプル値 (該当する場合) が設定されます。レスポンスにはサンプル ペイロードが含まれます (利用可能な場合)。サービス定義に JSON スキーマが含まれている場合、JSON スキーマからサンプル ペイロードが構築されます。
- テストが WSDL から作成された場合: ツールの名前、リクエスト メッセージ、エンドポイント、SOAP アクションが自動的に設定されます。エンドポイント値を表す変数が作成されます。ハードコードされた値ではなく、柔軟な変数を使用してエンドポイントが設定されるため、テスト時代と変更することなく同じテストを別の環境で実行できます。生成された変数は、生成された変数セットに定義されます。
変数の値は、テスト ジョブ レベルやコンポーネント インスタンス レベルで変更できます。
スケルトン テスト スイートの作成
既存のテスト シナリオ (.tst ファイル) にスケルトン テスト スイートを追加するには、次の操作を行います。
- 左側のペインで新規テスト スイートを追加する .tst またはテスト スイートを選択します。
- ページレベルのアクション メニューの [テスト スイートの追加] をクリックします。
- (任意) 新しく作成されるテスト スイートの名前を変更します。
指定された SOAtest サーバーの指定された .tst ファイルにテスト スイートが追加されます。
ツールの追加
よく使用される API Testing ツール (REST Client、SOAP Client、Diff、XML/JSON Assertor、XML/JSON Data Bank など) を CTP のインターフェイスから直接に追加できます。その他のツールを追加するには、デスクトップ版の SOAtest を使用します。
詳細については以下を参照してください。
ツールのパラメータライズ
データ ソースまたは抽出された値を使用してツールの値をパラメータライズできます。詳細についてはデータ ソースおよびデータ バンクの値を使用したパラメータライズを参照してください。