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この演習では、コマンドラインからテストを実行する方法について説明します。コマンドラインを使用することで、毎晩 (あるいは指定の間隔で) 指定の時間にプロジェクト全体を自動的にテストすることができます。そのため、他の作業を妨げることなく、確実に一貫してテストを実施できます。 

SOAtest のコマンドライン モードを使用すると、Windows または UNIX コマンドライン シェルからテストを実行したり、Ant、Maven、CruiseControl といった自動ビルド ユーティリティから SOAtest を実行することができます。 

以下の演習では、基本的な  soatestcliの使い方について説明します。

 

重要

soatestcliを使用するには、コマンドライン ライセンスが必要です。このライセンスは SOAtest Automation Edition で提供されています。

コマンドラインからのテスト スイートの実行

この演習では、コマンドラインから examples ディレクトリの SOAtestTutorial.tst を実行します。    

  1. SOAtest を閉じ、コマンドライン ウィンドウを開きます。
  2. SOAtest のインストール ディレクトリに移動します。
  3. コマンドライン ウィンドウで、次のコマンドを入力します。
    • Windows:
      soatestcli.exe -config <configuration name> -resource "C:\Location Of SOAtestTutorial.tst (in the default workspace)" -report MySampleReport

    • UNIX (以下の  Location Of SOAtestTutorial.tst は、ディスク上の SOAtest の場所を表します) :
      soatestcli -config <configuration name> -resource "/Location Of SOAtestTutorial.tst (in the default workspace)" -report MySampleReport

例:
soatestcli.exe -config “user://Example Configuration” -resource “user://Examples/SOAtestTutorial.tst” -report MySampleReport

ワークスペースの全プロジェクトの実行

ワークスペース中のすべてのプロジェクトを実行するには、 -data オプションを使用します。

soatestcli.exe -data "c:\mySOAtestWorkspace" -showdetails -config "user://Example Configuration" -report "c:\mySOAtestReports"

 –data オプションは、Eclipse ワークスペースの場所を指定します。

 –showdetails オプションは、詳細なテスト進捗情報を出力します。

 –config オプションは、テスト コンフィギュレーションを指定します。

 –report オプションは、 HTML レポートを生成します。

ワークスペース中の 1 つのプロジェクトの実行

ワークスペース中の 1 つのプロジェクトを実行するには、 -resource オプションを使ってテスト対象のプロジェクトを指定する必要があります。

soatestcli.exe -data “C:\mySOAtestWorkspace” -resource “MyProject” -exclude “MyProject/somebadtesttoskip.tst” -showdetails -config “user://Example Configuration” -report “C:\mySOAtestReports”

 -exclude オプションは、テストから除外するファイルを指定します。

localsettings ファイルの使用

ローカル設定ファイルは、レポート、Report Center、エラーの作成者、および Team Server の設定をコントロールすることができます。プロジェクトごとに異なるローカル設定ファイルを作成して、 -localsettings オプションを使ってコマンドライン テストで使用するファイルを指定できます。

ローカル設定ファイルは、単純なテキストファイルでなければなりません。名前と場所の要件はありません。1 つの設定を 1 行で入力します。 

ローカル設定ファイルでパラメーターを指定している場合、このパラメーターは、GUI で指定された関連するパラメーターを上書きします。ローカル設定ファイルでパラメーターを指定していない場合、GUI で指定されたパラメーターが使用されます。

soatestcli.exe -data "c:\mySOAtestWorkspace" -showdetails -config "user://Example Configuration" -report "c:\mySOAtestReports" -publish -localsettings "c:\mylocalsettings.properties"

以下はローカル設定ファイルのサンプルです (実際の環境に合わせてカスタマイズしなければなりません) :

concerto.reporting=true
dtp.server=dtp.server.com
dtp.port=32323
report.dtp.publish=true
concerto.log_as_nightly=true
report.mail.enabled=true
report.mail.server=smtp.server.com
report.mail.domain=server.com
report.mail.subject=My Nightly Tests
[email protected]
report.mail.exclude.developers=false
scope.sourcecontrol=true
scope.local=false
soatest.license.use_network=true
soatest.license.network.host=ls.server.com
soatest.license.network.port=2002
soatest.license.network.edition=server_edition

コマンドラインからの回帰テストへの環境構成の適用

環境の最大の利点として、SOAtest GUI を開いてホストや URL の設定を変更する必要なく、コマンドラインから同じ回帰スイートを再実行できることがあります。

まず、「異なる環境での回帰テストの実行」 で説明するように環境をセットアップします。 

次に、コマンドラインから以下のようなコマンドを実行します。

soatestcli.exe -config <configuration name> -resource <path to test suite name.tst relative to the workspace> -environment "Default Calculator Environment"

最後に、以下のようなコマンドを使って環境を切り替えます。
soatestcli.exe -config <configuration name> -resource <path to test suite name.tst relative to the workspace> -environment "Echo Environment"

2 番目の環境を適用して、同じテスト スイートが実行されます。

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