インストール中に Parasoft Test コンポーネントを事前設定できます。Parasoft Test は、Parasoft 製品に同梱されたフレームワークであり、コード解析やテスト実行など、多くの一般的な機能を有効にします。

  1. ローカル設定ファイルを作成し、事前設定するオプションを記述します。設定可能なオプションについては、「ローカル設定」を参照してください。
  2. /configure または --configure パラメーターを使ってインストーラーにローカル設定ファイルを渡します。
    例:

    • Windows: /configure=<path-to-localsettings-file>

    • Unix: --configure <path-to-localsettings-file>

Parasoft Test のルート ディレクトリにローカル設定ファイルが parasofttest.ini としてコピーされます。ファイルからの設定はスタートアップ時のワークスペースの初期化に使用されま す。

ヒント - 他のライセンス設定方法

-localsettings を使って起動時にコマンドラインでライセンスを設定することもできます。詳細については「ライセンス」を参照してください。

既存のワークスペースに設定を適用したい場合は、次のプロパティをローカル設定ファイルに追加する必要があります: enforce.configure=trueこのプロパティを追加すると、インストール/再インストールの後の最初の起動中に、既存の設定が上書きされます。

Windows オプション

オプション説明
/SILENT
/VERYSILENT
インストーラーをサイレント モードで実行。ウィザードやバックグラウンド ウィンドウは表示されない。
/DIR=<location>製品のファイルがインストールされて格納される場所。
/Configure=<localsettings file>インストール時の事前設定ファイル。

その他のオプションやヘルプについては次の Web サイトを参照してください: http://www.jrsoftware.org/ishelp/index.php?topic=setupcmdline

UNIX オプション (Linux)

オプション説明
--non-interactive非対話モードでインストーラーを実行します。
--install-dir <location>製品のファイルがインストールされて格納される場所。
--configure <localsettings file>インストール時の事前設定ファイル。
--help利用可能なコマンドラインオプションを表示。

Windows でのインストール
parasoft_soavirt_<version_arch>.exe /SILENT /DIR=<soavirt dir> /configure=<localsettings file>
Unix
parasoft_soavirt_<version>_linux.sh --non-interactive --install-dir <soavirt dir> --configure=<localsettings file>

ローカル設定ファイルの例

以下は、Team Server とライセンスを設定したローカル設定ファイルの例です。

soatest.license.use_network=true
soatest.license.network.host=main1.parasoft.com.pl 
soatest.license.network.port=2222
soatest.license.network.edition=server_edition 
virtualize.license.use_network=true
virtualize.license.network.host=main1.parasoft.com.pl 
virtualize.license.network.port=2222
virtualize.license.network.edition=server_edition 
tcm.server.accountLogin=true
tcm.server.enabled=true
tcm.server.name=main1.parasoft.com.pl
tcm.server.password=test
tcm.server.port=18888
tcm.server.username=test
enforce.configure=true

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