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Table of Contents
maxLevel1

データ セットおよびレコード タイプの表示

左側のパネルには、データ セットが表示されます。指定されたリポジトリに存在するすべてのデータ セットに (existing) というラベルが表示されます。

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レコード ID とは

レコード ID とは、レコード タイプのフィールドのサブセットであり、そのレコードを一意に識別します。たとえば、銀行の顧客レコード タイプに 15 のフィールドがあっても、社会保障番号および口座番号だけでレコードを識別できる場合もあるでしょう。  書籍のレコードであれば、その ID としてISBN を使用するかもしれません。

識別フィールドを使用してインポートされたトラフィック データと既存のデータ リポジトリのレコードを関連付けます。この関連付けは、トラフィック ファイルのどのデータが新しく、どのデータが既存データに一致するかを判断するのを助けます。一致するデータが検出されると、レコードのインポート設定によって、既存のレコードを参照/共有するか、あるいは更新するかが決定されます。 

レコード ID の詳細については「レコード識別フィールドの指定」を参照してください。

Anchor
Specifying Record Identities from the Wizard
Specifying Record Identities from the Wizard
ウィザードからのレコード ID の指定

このトラフィック ファイルに関連付けられたデータ セットに対して、レコード ID をまだ指定していない場合、ウィザードのレコード タイプ ツリーで設定することができます。

すでに ID の一部であるフィールドは、緑の矢印アイコンでマークされます。(既存) ラベルが付いている既存のレコード タイプについては、ID をウィザードで変更することはできません (ウィザードで ID を削除したり新規に追加することはできません)。既存のデータ セットの ID 設定を変更したい場合は、データ リポジトリ エディターを使用する必要があります (「レコード識別フィールドの指定」を参照)。



既存の ID が存在せず、フィールドを ID として使用することを指定したい場合、以下の操作を行います。

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  • フィールドを右クリックし、[ID から削除] を選択します。

Anchor
Modifying Record Type and Field Names and Mappings
Modifying Record Type and Field Names and Mappings
レコード タイプ/フィールド名の変更とマッピング

インポートするデータのスキーマをさらにコントロールしたい場合、作成するレコード タイプとフィールドの名前を変更できます。名前をカスタマイズするだけでなく、別の名前でマークされた項目が実際には同じであることを示すことができます。

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なお、既存のレコード タイプまたはフィールドの名前を変更する場合、元のエントリは変更されず、その直下に新しいレコード タイプまたはフィールドが追加される点に注意してください。トラフィック ファイルのデータは、新しいレコード タイプまたはフィールドを使用します。


サンプル

記録されたトラフィックが、実際には同じアドレス タイプである複数の要素 (たとえば address、work_address、home_address) を参照しているものとします。デフォルトでは、要素の名前が異なるためにウィザードはこれらの要素を別のタイプとして扱います。名前を変更することで、同じタイプとして扱うよう指定できます。

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次に、もしも work_addresssecondary_address に名前変更し、この変更を「選択したノード」にだけ適用した場合、「選択したノード」は他から " マージ解除" され (つまり「選択したノード」の子は元に戻り)、名前が変更されます。今後、ウィザードはこのノードを addr とは異なるタイプとして扱います。


注意

  • 別のタイプに名前変更されているノードの識別設定は、名前変更によって削除されます。名前を変更した後に ID を設定できます。
  • 2 つのレコードタイプに共通の子フィールドがあっても、その子フィールドのタイプが異なる場合、名前を変更できません。たとえば、addressWithListwork_address はマージできません。なぜなら、どちらにも misc_info という子フィールドがありますが、そのタイプが異なるからです (一方は list で、もう一方は string です)。
  • 2 つのレコード タイプに共通の子フィールドがあるときに、「それらの子フィールドが異なる方法で名前付けされている」あるいは「一方は名前変更されているがもう一方は名前変更されていない」場合、それらのレコード タイプをマージすることはできません。

2 つのレコード タイプにおいて、トラフィック ファイルのどこかで一方のレコードタイプがもう一方の先祖である場合、それらのレコード タイプをマージすることはできません。

Anchor
Understanding Data Set Import Options
Understanding Data Set Import Options
データ セットのインポート オプション

以下のオプションを選択して、トラフィック ファイルからの新規データがどのように既存のリポジトリ データ セットとデータ レコードを拡張あるいは更新するかを設定できます。

  • 置換: 既存データを削除し、新規データを追加します。
  • 追加: 既存のデータを消去せずに新規データを追加します。

Anchor
Understanding Record Import Options
Understanding Record Import Options
レコード インポート オプション

レコード インポート オプションを使用することで、一致するデータ (ID で決定されるように、既存のレコード タイプに一致するデータ) が既存のレコード タイプを再利用するか、それとも既存のレコードを更新するかを設定できます。以下のオプションを利用できます。

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