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このセクションでは、利用可能な SOAtest サーバーの実装と、リモート の SOAtest/Virtualize サーバーとデスクトップからやり取りする方法について説明します。

Table of Contents
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はじめに

一般的な SOAtest インフラストラクチャ構成には、チーム ビルド マシンにデプロイされた SOAtest サーバーと、開発者/テスター向けの SOAtest デスクトップ インストールが含まれます。ライセンスで許可されている場合は、Virtualize サーバーと Virtualize デスクトップを実行することもできます。これにより、共有可能で再利用可能な仮想環境をすばやく作成してデプロイできます。インフラストラクチャに Continuous Testing Platform (CTP) を追加することにより、テスト アセット、仮想環境、テスト データ、およびその他のコンポーネントへのブラウザー アクセスを可能にし、テスト プラクティスを促進できます。  

インフラストラクチャの最も重要なポイントは SOAtest (および/または Virtualize) サーバーです。リモート サーバーで SOAtest の機能を実行するには、SOAtest Web Services Interface または SOAtest and Virtualize Server の実装を使用します。どちらの実装でも、相互運用性を確保するために、リモート SOAtest サーバーとそれと対話するデスクトップ インスタンスは同じバージョンでなければなりません。ただし、サービス パックの更新などのマイナー バージョンの違いは、相互運用性に影響しません。 

SOAtest Web サービス インターフェイス

SOAtest をリモート マシンにインストールし、Web サービス API にアクセスして SOAtest の機能を実行できます。これにより、継続的インテグレーション インフラストラクチャの一部としてテストの実行を自動化できます (ナイトリービルドなど)。デスクトップ実装の [SOAtest サーバー] ビューから SOAtest サーバーにアクセスすることもできます。 

ローカルまたはリモート サーバー上でコマンドラインから SOAtest をセットアップおよび実行する方法の詳細については、Web サービス インターフェイスからのテスト実行 セクションで説明します。  

SOAtest/Virtualize サーバー

専用の SOAtest/Virtualize サーバーは、SOAtest デスクトップまたは CTP で作成されたテストを実行したり、Virtualize や CTP で作成されたホスティング サービス仮想化アセットを実行したりするための軽量な実装です。この新しいサーバー アーキテクチャは、個々のサーバーとして高いパフォーマンスを実現するとともに、標準的なアプリケーション デプロイメント インフラストラクチャを活用した可用性、クラスタリング、スケーラビリティの向上を目的として設計されています。このサーバーは、Docker などのコンテナー内にデプロイできます。

サーバーをデプロイおよび構成する方法については、SOAtest/Virtualize Server WAR ファイルのデプロイ セクションを参照してください。

デスクトップ ビューへのリモート サーバーの追加

[SOAtest サーバー] ビューは、テスト アセットをリモート サーバーに展開するための主要なインターフェイスです ([SOAtest サーバー] ビュー も参照)。

  1. [SOAtest サーバー] ビューがまだ開いていない場合は、[ウィンドウ] > [ビューを表示] > [SOAtest サーバー] を選択します。
  2. [Server] ノードを右クリックし、[サーバーの追加] を選択します。[ サーバーの追加] ボタン (SOAtest アイコン) をクリックすることもできます。
  3. 問い合わせがあったら、サーバー接続設定を指定します。
    • プロトコル: HTTP または HTTPS
    • ホスト: サーバーがデプロイされているホストの名前 
    • 表示名: [SOAtest サーバー] ビューに表示される名前
    • ポート: サーバーがデプロイされているホストのポート
    • チームがユーザーアクセス制御を実装している場合 (「Virtualize サーバーのユーザー アクセス制御の設定」に説明しています)、ユーザー名とパスワードも入力してください。

サーバーがビューに追加されます。 

[SOAtest サーバー] ビューには、リモート サーバーにデプロイされた Parasoft アーティファクトが表示されます。アーティファクトは、以下のフォルダーにグループ化されます。

  • Test Assets: このフォルダーには、サーバー上の .tst ファイルが表示されます。ローカルのテスト ケース エクスプローラー ビューから Test Assets フォルダーにファイルをドラッグし、REST API を介して実行できます。 
  • Message Proxies: サーバーにメッセージ プロキシがデプロイされている場合、メッセージ プロキシがこのフォルダーに表示されます。メッセージ プロキシは、仮想化されたサービスに対してテストを実行できるようにする Parasoft Virtualize のアセットです。 
  • Workspace Files: このフォルダーには、リモート サーバーのワークスペースに保存されている追加ファイルが表示されます。テスト アセットがリモート サーバーにデプロイされると、ファイルは TestAssets サブフォルダーに書き込まれます。

 

Test Assets フォルダーにサブフォルダーを追加して、作業を整理することができます。

  1. 右クリックして [新規フォルダー] を選択します。
     
  2. 名前を指定し、[OK] をクリックします。

リモート サーバーとローカル マシン間でのファイル転送

SOAtest のローカル インスタンスからアセットをコピーするには、テスト ケース エクスプローラー ビューから [SOAtest サーバー] ビューの Test Assets フォルダーまたはサブフォルダーにファイルをドラッグします。 

リモート サーバーからローカルの SOAtest にファイルとフォルダーをコピーすることもできます。

  1. ファイルまたはフォルダーを右クリックして [ワークスペースにコピー] を選択します。
  2. 問い合わせがあったら、リモート アセットをコピーする親フォルダーを指定し、[OK] をクリックします。

メッセージ プロキシの管理

メッセージ プロキシは、テスト対象アプリケーション、その依存関係、および/または SOAtest の間でメッセージを送受信する Parasoft コンポーネントです。プロキシは Virtualize サーバーにデプロイされます。Virtualize サーバーでプロキシを使用してトラフィックをモニターおよび記録し、動作をエミュレートできます。 

メッセージ プロキシの追加、設定、管理の詳細については メッセージ プロキシの設定 を参照してください。