Versions Compared

Key

  • This line was added.
  • This line was removed.
  • Formatting was changed.
Comment: Published by Scroll Versions from space ENGINES1031 and version 10.4.0

このセクションの内容

Table of Contents
maxLevel1

概要

Jtest Engine を起動するには、Jtest のインストール ディレクトリにある jtestcli.exe を実行します。通常は、サポートされているビルド システム (Maven、Ant、および Gradle) の専用プラグインから jtestcli.exe を起動しますが、コマンドラインから手動で実行することもできます。

jtestcli.exe は、ビルド システム プラグインが自動的に生成する jtest.data.jsonデータ ファイルを処理します。コマンド ラインから jtestcli.exe を実行する場合、-data オプションを使用して、解析に使用する .json データ ファイルを指定します。

ビルド システム プラグインの使用

通常、jtestcli.exe  は Maven、Ant または Gradle 専用のプラグインから起動されます。プラグインの設定やトラブルシューティングなどの詳細については、「Integrating with Build Systems」を参照してください。

Info

プラグインからの実行時に jtestcli.exe に渡される引数を表示するには、環境変数 $XTEST_ITX=714 を追加します。

コマンド ラインからの jtestcli の使用

Jtest Engine を起動するには、コマンドラインからjtestcli.exe を実行します。少なくともテスト コンフィギュレーションおよび解析対象コードのデータ ファイルの場所を指定する必要があります。詳細については「Configuring Test Configurations」および「テスト データの場所の指定」を参照してください。

コマンドは次のようになります。

Code Block
jtestcli.exe -settings settings.properties -config "builtin://Recommended Rules" -data demo.data.json -report report

Anchor
Specifying Test Data Location
Specifying Test Data Location
テスト データの場所の指定

-data スイッチを使用して、ビルドシステム プラグインによって生成される *.json データファイルのディレクトリを指定します。自動生成された *.json データ ファイルは、ワークスペースと同じ情報を  Jtest 固有のフォーマットで表します。

Code Block
-data file

ビルド システム プラグインは、data 引数を自動的に追加し、生成された値をインクルードします。そのため、これをプラグインの構成に追加する必要はありません。

プロパティ設定のパターン

.properties ファイルで  jtest.data オプションを使ってデータ ファイルへのパスを指定できます。

Code Block
jtest.data=[path to file]

データ ファイルのフォーマット

データ ファイル (jtest.data.json) は、Jtest のビルド システム プラグインによって自動生成され、フォーマットされた json オブジェクトのストリームです。データ ファイルは、テスト対象プロジェクトに関してワークスペースと同じ情報を提供します。現行の Jtest は、classpath_project 共通オブジェクト型をサポートします。サンプルについては 「.Configuring+the+Test+Scope+v10.4.0」を参照してください。

データ ファイル オブジェクトのサンプル 

Code Block
{
          "type":       "classpath_project", 
          "name":       "project_name",
          "location"    "/absolute/path/to/project",
          "compilations":     [
          {
               "sourcepath": [
          "/absolute/path/to/srcdir1"
               ],
               "classpath":     [
          "/absolute/path/to/classdir1", 
          "/absolute/path/to/buildfile.jar"
               ],
               "bootpath":     [
          "absolute/path/to/java/ajavalib.jar"
          ],
               "encoding":     "project_encoding_name",
               "sourcelevel"   "project_source_level"
          },{
               ...
          }
      ]
}
{
     ...
}

詳細な進捗情報の表示

詳細な進捗情報を表示するには、-showdetails スイッチを使用します。

Code Block
-showdetails

または、console.verbosity オプションに high を指定します。

Code Block
console.verbosity.level=high

Ant および Maven のパターン

Ant または Maven を使用している場合、次のパターンを使用します。

Code Block
<showdetails>true</showdetails>

エラー コードについて  

Jtest は、以下の場合にエラー終了コード (0 以外の値) を返します。

  • ライセンスがない状態で Jtest が実行された。
  •  内部例外が発生し、テスト プロセスが終了した。
  •  コマンドラインの書式が誤っているか、存在しないリソースを参照している。「.Configuring+the+Test+Scope+v10.4.0」を参照。

 -fail オプションを使用すると、静的解析が違反をレポートした場合もエラーコードを確認することができます。