MQ アドレスMQ 接続設定を指定する場合、以下のいずれかのモードを選択できます。 - デフォルト モード: 接続の詳細情報 (たとえばホスト、ポート、チャネルなど) を手動で入力できます。
- CCDT モード: 接続の詳細情報が記載されたクライアント チャネル定義テーブル (CCDT) ファイルを指定できます。
- バインディング モード: キュー マネージャーと接続アプリケーションが同じシステムで実行されている場合、このモードを使用します。IBM WebSphere MQ Java API は、Java Native Interface (JNI) を使用してキュー マネージャーに直接接続します。バインディング トランスポートを使用するには、IBM MQ Java Native Interface ライブラリにアクセスできる環境で JMS の IBM MQ クラスを実行する必要があります。
デフォルト モードを使用する場合、以下のフィールドを設定します。 オプション | 説明 |
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ホスト | IBM MQ を実行しているホストの名前を指定します。 | ポート | IBM MQ のポート番号 (デフォルトは 1414) を指定します。 | チャネル | サーバー定義チャネルの名前を指定します。 | キュー マネージャー | キュー マネージャーの名前を指定します。 | Put キュー | メッセージの送信先のキューを指定します。 | Get キュー | メッセージの取得先のキューを指定します。 |
CCDT モードを使用する場合、以下のフィールドを設定します。
オプション | 説明 |
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CCDT ファイル | CCDT ファイル (拡張子 .tab) の場所を指定します。 | キュー マネージャー | キュー マネージャーの名前を指定します。 | Put キュー | メッセージの送信先のキューを指定します。 | Get キュー | メッセージの取得先のキューを指定します。 |
バインディング モードを使用する場合、以下のフィールドを設定します。 オプション | 説明 |
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キュー マネージャー | キュー マネージャーの名前を指定します。 | Put キュー | メッセージの送信先のキューを指定します。 | Get キュー | メッセージの取得先のキューを指定します。 |
認証[認証の実行] チェックボックスを選択して、要求を認証するためのユーザー名およびパスワードを入力します。不正なユーザー名とパスワードが使用された場合、リクエストは認証されません。 メッセージ交換パターン[メッセージ交換パターン] で使用可能なオプションは次のとおりです。 MQRFH2 ヘッダーこのセクションは、WebSphere Message Broker ( http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v7r0m0/index.jsp?topic=/com.ibm.etools.mft.doc/aq06920_.htm) に属するメッセージ ブローカーで、メッセージの送受信に使用する MQRFH2 ヘッダーの構成を可能にします。 [MQRFH2 ヘッダー] 項目では、リクエスト メッセージの異なるパーツを構成できます。そして SOAtest/Virtualize は指定された設定に基づいて "folders" ヘッダーを生成します。 - メッセージ コンテンツ記述子: このパネルでは <mcd> (Message content descriptor) フォルダーの構成を可能にします。<mcd> フォルダーには WebSphere MQ メッセージのメッセージ データの構成を説明する要素を含めることができます。これらはすべて文字列であり、大文字と小文字を区別します。
パブリッシュ/サブスクライブ コマンド: このパネルでは <psc> (Publish/subscribe command) フォルダーの構成を可能にします。<psc> フォルダーはコマンド メッセージをブローカーに伝達するために使用されます。NameValueData フィールドでは psc フォルダーは1つのみ許可されます。詳細については、 http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSKM8N_7.0.0/com.ibm.etools.mft.doc/aq06950_.htm (コマンド メッセージ) を参照してください。 - アプリケーション (ユーザー) 定義プロパティ: このパネルでは <usr> (Application [user] defined properties) フォルダーの構成を可能にします。<usr> フォルダーのコンテンツ モデルは以下の特性があります。
- コロンを含まない任意の有効な XML 名を要素名として使用できる。
- 単純な要素 (グループではない) のみ許可される。
- すべての要素が文字列のデフォルト タイプを扱う。
- すべての要素はオプションだが、フォルダー内で複数回発生しない。
- MQRFH2 インスタンスは 1 つ以下の <usr> フォルダーを含めることができる。
- Java Messaging Service: このパネルでは <jms> (Java Messaging Service) フォルダーの構成を可能にします。<jms> フォルダーのコンテンツ モデルは、以下の MQRFH2 JMS フィールドを含みます。
MQRFH2 Get メッセージ オプション: このパネルでは [MQRFH2 ヘッダーを Get メッセージ用 XML フォーマットに変換] オプションのコントロールを可能にします。このオプションを有効化している場合、レスポンス メッセージの MQRFH2 ヘッダーが読み取り可能な XML 形式に変換されます。これは、XML 出力ツール (たとえば、XML Data Bank、XML Transformer) の適用を可能にします。このオプションがオフの場合、レスポンスメッセージの MQRFH2 ヘッダーは表示できない文字列を含む可能性があります。
Put メッセージ[Put メッセージ] で使用可能なオプションは次のとおりです。 Get メッセージ[Get メッセージ] で使用可能なオプションは次のとおりです。 キュー マネージャー オプション[キュー マネージャー オプション] で使用可能なオプションは次のとおりです。 - MQQueueManager バインド オプション: バインド オプションを指定しているキュー マネージャー名への接続を生成します。
MQCNO_FASTPATH_BINDING: このオプションでは、 SOAtest とローカル キュー マネージャー エージェントを同じ実行ユニットの一部であるようにします。これは、 SOAtest/Virtualize とローカル キュー マネージャーのエージェントの実行が別々のユニットで実行される通常のバインディング方法とは対照的になります。 MQCNO_STANDARD_BINDING: この接続オプションは、マネージャー とローカル キュー マネージャー エージェント (キューイング操作を管理するコンポーネント) の実行を (一般的には、独立したプロセスで) 別々のユニットで実行するようにします。この設定は、キュー マネージャーの完全性を維持します。つまり、誤ったプログラムから キュー マネージャーを保護します。 MQCNO_SHARED_BINDING: この接続オプションは、マネージャー とローカル キュー マネージャー エージェント (キューイング操作を管理するコンポーネント) の実行を (一般的には、独立したプロセスで) 別々のユニットで実行するようにします。この設定は、キュー マネージャーの完全性を維持します。つまり、誤ったプログラムからのキュー マネージャーを保護します。しかし、いくつかのリソースは SOAtest/Virtualize とローカル キュー マネージャー エージェントの間で共有されます。 MQCNO_ISOLATED_BINDING: このオプションは、マネージャー とローカル キュー マネージャー エージェント (キューイング操作を管理するコンポーネント) の実行を (一般的には、独立したプロセスで) 別々のユニットで実行するようにします。この設定は、キュー マネージャーの完全性を維持します。つまり、誤ったプログラムから キュー マネージャーを保護します。SOAtest/Virtualize プロセスやローカル キュー マネージャー エージェントがリソースを共有しないという点で、互いに分離されます。
MQ キュー マネージャー プロパティ[MQ キュー マネージャー プロパティ] で使用可能なオプションは次のとおりです。 SSL以下の SSL 設定を行うことができます。 CipherSuiteCipherSuite は、指定された MQ チャネルの SSL 接続のために使用されます。IBM MQ のドキュメントを参照して、CipherSpec に基づいて選択する CipherSuite を決定してください。 ドロップダウンメニューから固定 CipherSuite を指定するか、パラメータライズされた変数を入力して、トラフィックに基づいて CipherSuite を指定できます。 ピア名(任意) キュー マネージャーによって提示された証明書が [ピア名] パラメーターで指定された基準と一致することを検証するために、ピア名を指定します。サーバー証明書は、キュー マネージャーによって提示された証明書の識別名 (DN) とこのパラメーターを一致させます。 固定ピア名を指定するか、パラメータライズされた変数を入力して、トラフィックに基づいてピア名を指定できます。 キー ストアこの設定は、設定クライアント サイド SSL (キュー マネージャーによるクライアントの認証) で使用されるキーストアを指定します。[Parasoft] > [環境設定] ですべてのプロジェクトのキーストア構成を使用するようにツールを構成するか (セキュリティ設定 を参照)、スイート レベルのグローバル設定プロパティを追加して、スイート内のすべてのツールで使用可能なキーストア設定を構成できます。詳細についてはグローバル設定の追加Adding Global Propertiesを参照してください。MQ チャネルのクライアントが自身を認証する必要がない場合は、[キーストア] を提供する必要はありません。 トラストストアサーバー サイド SSL (クライアントによるキュー マネージャーの認証) で使用されるトラストストアを指定します。[Parasoft] > [環境設定] ですべてのプロジェクトのトラストストア構成を使用するようにツールを構成するか (セキュリティ設定 を参照)、スイート レベルのグローバル設定プロパティを追加して、スイート内のすべてのツールで使用可能なトラストストア設定を構成できます。詳細についてはグローバル設定の追加Adding Global Propertiesを参照してください。 CipherSuite を指定して SSL 接続を試行するようにツールが実行されると、トラストストア、キーストア、およびキーストア パスワードを変更することはできません。 これらが変更された場合、この変更を有効にする前に SOAtest/Virtualize を再起動する必要があります。 キーストアを使用している場合は、 Unlimited Strength Java Cryptography Extension をダウンロードし、インストールする必要があります。詳細については 「JCE 前提条件」 を参照してください。 スクリプト フック:[スクリプト フック] オプションは、Jython、Java、Groovy、および JavaScript などのスクリプト言語を使用して、MQ Properties のカスタマイズを可能にします。 スクリプト ユーティリティの使用の詳細については、チュートリアルのスクリプト セクションを参照してください。スクリプト API のリストについては、[Parasoft] > [ヘルプ] をクリックし、『Parasoft SOAtest Extensibility API』または『Parasoft Virtualize Extensibility API』ブックを参照してください。 以下はスクリプトのアクセス キーです。 - QueueManager – mqManager
- GetQueue – mqGetQue
- PutQueue – mqPutQue
- PutMessage – mqPutMessage
- GetMessage – mqGetMessage
- PutMessageOptions – mqPutMessageOptions
- GetMessageOptions – mqGetMessageOptions
挿入するメッセージの Expiry 時間を 999 に変更する場合の例: from com.ibm.mq import *
def changeExpiry(context):
putMessage = context.get("mqPutMessage")
putMessage.expiry = 999
上記のスクリプトでツールを実行完了すると、Traffic ヘッダーの Expiry フィールドが 999 に変更されます。 注意: Add MQ Hook タブで設定された任意のオプションは、他のタブで設定した任意のオプションよりも上書きして優先されます。 |