SOAtest/Virtualize に、ステートフルな仮想サービスを作成できる CRUD ツールが同梱されました。このツールは、リクエスト メッセージに応じて、データ リポジトリのレコードを作成、更新、および削除できます。その結果、仮想サービスはこれまで以上に実際のアプリケーションに似た挙動を示します。詳細については「Data Repository CRUD Tool」を参照してください。 SOAtest レポートに関する DTP の機能強化SOAtest はバージョン 9.10.2 以降から DTP にレポートをパブリッシュすることができます。今回、Environment Manager Plugin for Jenkins の更新と DTP の機能強化により、静的解析および単体テストのデータと共に、機能テストおよび非機能テストのデータも DTP で確認できるようになりました。Jenkins プラグインを使用すると、テストの実行結果を DTP の特定のプロジェクトに関連付けることができます。 DTP は情報を集約し、アプリケーションの状態に関するポートフォリオ レベルの見解を提供します。そのため、品質保証の責任者は理解が容易になり、リリース準備についてより適切な判断を下すことができるようになります。 グローバルな IBM MQ SSL 構成をサポートVirtualize サーバーでグローバルな MQ SSL 接続を構成し、それを仮想アセットとプロキシで再利用できるようになりました。さらに、SOAtest のスイート レベルで SSL MQ 設定を構成し、テスト ファイルの任意のテストで設定を再利用することもできるようになりました。 データ リポジトリ サーバーをカスタマー ポータルに移動データ リポジトリ サーバーはカスタマー ポータルから個別にダウンロードできるようになりました (このモジュールの取得方法については、Parasoft テクニカル サポート センター (parasoft_support@techmatrix.co.jp) までお問い合わせください)。この変更により、ユーザーは、SOAtest/Virtualize モジュールをダウンロードすることなく、Parasoft データ リポジトリを使用できるようになりました。データ リポジトリ サーバーは SOAtest/Virtualize インストール モジュールに含まれなくなりました。 新しい JSON Validator は JSON メッセージをチェックし、リクエストとレスポンスが JSON 標準の RFC 4627 バージョンに準じた整形式とは異なる場合、失敗をレポートします。このツールは、スキーマ定義に対して JSON ペイロードを検証することもできます。JSON Validator をスタンドアロン ツールとして使用して、JSON を手動で検証したり、JSON 形式でメッセージを送受信するツールに接続して、ペイロードが有効であることを確認したりできます。「JSON Validator 1」を参照してください。 SOAtest ビューの機能強化SOAtest パースペクティブに SOAtest サーバーを追加できるようになりました。[SOAtest サーバー] ビューでは、ドラッグアンドドロップでのテストケースのデプロイなど、ローカルまたはリモートの SOAtest サーバーにデプロイされたテスト アセットを管理できます。詳細については「SOAtest サーバー ビュー」を参照してください。
以前のバージョンの [SOAtest サーバー] ビューは、[レガシー スタブ サーバー] ビューに名称変更されました。詳細については 「[レガシー スタブ サーバー] ビュー」を参照してください。 操作性の向上ナビゲーター ビューに右クリック アクションが追加され、テスト アセットおよび仮想アセットのプロジェクトにフォルダーをすばやく追加できるようになりました。以前のバージョンからアップグレードする場合は、ワークスペースのパースペクティブをリセットするか、この機能を使用するための新しいワークスペースを作成する必要があります。リセットするには、パースペクティブ ツールバーでパースペクティブを右クリックし、[リセット] を選択します。パースペクティブをカスタマイズしている場合は、[Also discard perspective's customization] オプションを有効にします。
非同期処理 非同期処理は、(パフォーマンス プロファイルなどで) レスポンダーにディレイ設定を施した場合に同時実行性を向上させます。起動時に asynchronous processing システム プロパティを設定することにより、SOAtest/Virtualize サーバーのリクエスト処理方法を制御できるようになりました。詳細については下記を参照してください。 CTP に以下の拡張が追加されました。 コンテキスト クイック スクリプトCTP インターフェイスの情報アイコンをクリックすると、バッチ スクリプトで CTP アクションを自動化するために使用できるサンプル cURL コマンドが表示されるようになりました。
クイック スクリプトは、次のアクションに関連する画面に表示されます: - テスト ジョブの実行
- 環境のセットアップ
- リポジトリのバックアップの復元
- データ モデルからの生成
テスト シナリオ ジョブの変数セットの更新複数の環境でシナリオを使用できる場合、API Testing インターフェースの新しい変数セット オプションを使用して、ジョブの各テスト シナリオに変数セットをマッピングできるようになりました。 テスト シナリオで定義された変数セットは、既存の値を使用するように自動的に構成されますが、ドロップダウン メニューから [リテラル] を選択して特定の値を指定できます。リテラル フィールドには、利用可能な場合はローカル変数が事前に入力されています。 代替する仮想アセットとテスト ファイルをアップロードする機能ジョブまたはコンポーネント インスタンスに影響を与えることなく、.pva ファイルと .tst ファイルの置き換えを選択できるようになりました。複数のファイルを同時にアップロードすることもできます。SOAtest/Virtualize 9.10.3 以降が必要です。 ジョブのテスト コンフィギュレーションを指定する機能ジョブの構成時に実行するテスト コンフィギュレーションを指定できるようになりました。デフォルトでは、サーバーで指定されたテスト コンフィギュレーションが使用されます。「自動セットアップを伴うジョブの使用」を参照してください。 その他のアップデート- CTP で Environment Manager モジュールの [ワークスペース] タブからアセットのモニタリングをすばやく開始/停止できる機能が追加されました。
- CTP の Environment Manager モジュールの最上位要素にテスト実行レポートへのアクセスが追加されました。環境に [アセット ヘルス アラート] アイコンが表示されている場合、ポインターをアイコンの上に置いてポップアップするテスト結果リンクをクリックすることで、API Testing レポートをすばやく表示できます。
- CTP の API Testing モジュールで x-www-form-urlencoded ペイロードの使用がサポートされました。
- CTP で REST クライアントと SOAP クライアントに有効なレスポンス コードを設定する機能が追加されました。
- EM のシステム レポートがシステムのバージョンを表示するようになりました。
- OpenJDK のサポートが追加されました。
- CentraSite Active SOA のサポートは廃止されました。
- Rational TestManager のサポートは廃止されました。
解決済みの PR/FRID | 説明 |
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CTP-1252 | 個々のテストのテスト コンフィギュレーションを選択するオプション | CTP-3942 | ユーザーが CTP ジョブ名を Parasoft Environment Manager プラグインの Jenkins 環境変数にパラメータライズできるようにする | CTP-4073 | CTP でフォーム URL エンコード ペイロードをサポート | CTP-4167 | 環境のトップ レベルでテスト実行のレポートを取得する機能 | CTP-4174 | 環境のトップ レベルからコンポーネントのモニタリングとイベント メッセージの表示を切り替える | CTP-4175 | CTP で REST Clients と SOAP Clients の有効なレスポンス コードを編集する | CTP-4227 | セットアップ ボタンが使用不可 "This environment is already..." | CTP-4268 | SOAtest サーバーを更新してもジョブ環境変数名が更新されない | CTP-4303 | "VirtualAssets" という名前のフォルダーに PVA を作成するとエラーが発生する | CTP-4305 | CTP にファイルをアップロードするときに複数ファイルの選択を許可する | CTP-4307 | ジョブが失敗した後、Jenkins がビルドを続行しない | CTP-4308 | ジョブ履歴日数制限の更新がエラーをスローする | CTP-4331 | CTP ジョブ内で実行される各 TST からトラフィックを取得する API | CTP-4332 | CTP ジョブによって開始された TST 実行を停止する API | CTP-4335 | [実行] ボタンがアクティブであり、保存アクションの前に tst の実行を許可する | CTP-4336 | 起動時にジョブを消去 | CTP-4394 | "セッション タグに変数セットを追加" を Jenkins CTP ジョブ プラグインに追加 | CTP-4439 | EM のシステム レポートはシステム バージョンを表示するべき | CTP-4401 | PSTsec が実行中であることを CTP に定期的にチェックさせるリクエスト | LT-935 | 日本語 OS で Load Test を実行する際にオブジェクトが選択されないエラー | LT-1242 | OpenAPI/Swagger サービス定義を持つテストが Load Test で失敗する | LT-1244 | 依存関係が非常に多い場合における依存関係の初期化のパフォーマンスの問題を修正 | LT-1245 | デフォルトで依存関係の同期を無効にする機能を追加 | LT-1249 | Tomcat モニターによってリストされるサポート対象バージョンを更新 | LT-1261 | ライセンス サーバーの VU ライセンスが日本語 OS で壊れている | LT-1264 | 特定の場合に特定の VU ライセンスを取得できない | SOA-470 | JSON Schema Validator | SOA-5996 | テスト名に xpath が含まれている場合、テストの保守性レポートがロード中アイコンを表示する | SOA-7444 | IBM MQ 9 をサポート | SOA-9338 | コピーと貼り付けの後、XML Assertor で間違ったアサーションが更新される | SOA-9374 | 同じ名前の新しいプロジェクトを作成すると、プロジェクト フォルダーのデフォルトの TST が上書きされる | SOA-10595 | 解決された URL またはトラフィック ビューアーで表示するときに、マスクされた環境変数値を非表示にする | SOA-10641 | SAML アサーション 1.1 - SAML ステートメントを削除/編集できない | SOA-10686 | プロキシを介して SSL 経由で接続する場合に、不正な CONNECT 要求 | SOA-10786 | 競合状態の結果としてキャッシュからクリアされた後、レポートでトラフィックを利用できない | SOA-10810 | Parasoft Findings が Bamboo バージョン 6.7.1+ をサポート | SOA-10815 | 標準テストの書き込み可能 DS が [すべての反復を表示] でデフォルトで壊れている [反復ごと] モードを追加 | SOA-10860 | SOAtest Smart API Test Generator の Chrome 拡張機能でセッションを終了できない | SOA-10890 | https プロキシを介したオリジン サーバへの HTTP リクエストに絶対 URL が含まれる | SOA-10908 | グローバル認証が設定されていても、WSDL からのテスト作成中にログイン ダイアログがポップアップする | SOA-10910 | Smart API テストを作成するために "サーバー API 有効化" 機能を必要とするべきではない | SOA-10961 | XSL ファイル参照が正しいファイルに解決しない | SOA-10970 | QualityCenter 統合スクリプトが、失敗した CLI コマンドでもレポートする | SOA-11137 | テストがスキップされたときに、以前のデータソース行のテスト実行トラフィックが削除されない | SOA-11138 | 特定の OpenAPI 2.0 YAML ファイルが変更テンプレートでエラーを引き起こす | SOA-11145 | 変更テンプレートが要素を上書きする | SOA-11200 | DB Tool - Signer 情報が一致しない | SOA-11205 | 入力ファイルが変更された場合の DB Tool の自動リフレッシュ | SOA-11408 | データソースの [データ ファイルを開く] オプションが環境変数をサポートしていない | SOA-11486 | Add Canonical XML 1.1 (c14n11) アルゴリズムを XML Signer に追加 | SOA-11554 | HP Quality Center スクリプトが soatestcli の引数行を出力しなくなった | SOA-11561 | SMTP - 送信者フィールドで日本語を使用すると文字が文字化けする | VIRT-469 | 仮想アセットのデプロイ設定への MQ SSL 設定の追加 | VIRT-2708 | レスポンダーが見つからないリクエストのメッセージを記録しないようにロギングを設定するオプション | VIRT-2759 | データソース応答条件とフェールオーバーが使用されると、発信レスポンスの連結されたツールが実行される | VIRT-2797 | Virtualize の War のインストールにデフォルトのキーストア/トラストストアが含まれていない | VIRT-2801 | フローティング ライセンスを使用している場合、ライセンスのアクティブ化でイベント詳細パースペクティブが機能しない | VIRT-2835 | ドラッグ アンド ドロップによるデプロイで、既存のアセットが再デプロイされない | VIRT-2933 | オプションの XML 変換セクションが存在しない |
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