Versions Compared

Key

  • This line was added.
  • This line was removed.
  • Formatting was changed.
Comment: Published by Scroll Versions from space ENGINES1031 and version 10.4.0

このセクションの内容

Table of Contents
maxLevel1

概要

要求、欠陥、タスク、フィーチャー リクエストといった多様な開発成果物とテストを関連付けるよう  Jtest を設定できます。

単体テストと成果物を関連付けるには、次の操作を行う必要があります。

  1. 成果物の関連付けを有効化します。
  2. 課題トラッキング タグを指定し、URL の関連付けを設定します。
  3. Javadoc でタグを使用します。


成果物との関連付けの有効化

report.associations プロパティに true を設定すると、成果物との関連付けが有効になります。また、このプロパティは HTML レポートに表示されるテストとの関連付けも有効/無効にします。

Code Block
report.associations=true

課題トラッキング タグの指定

レポートの関連付けが有効化された場合、デフォルトでは、各成果物のタイプに対して次のタグが関連付けられます。

  • pr (欠陥)
  • fr (エンハンスメント)
  • task
  • asset
  •  req (ユーザー ストーリー)

issue.tracking.tags プロパティを使用すると、その他のトラッキング タグを定義できます。タグ名はカンマで区切ります。

Code Block
issue.tracking.tags=tag1,tag2,tag3

課題トラッキング タグおよび URL 関連付けの設定

report.assoc.url.tag{n} オプションを設定すると、HTML レポートに関連成果物へのリンクを生成できます。

Code Block
report.assoc.url.tag1=[URL]


URL には [%ID%] または ${id} 変数を含めることができます。変数は課題 ID に置換されます。
例:

Code Block
report.assoc.url.tag1=http://bugzilla.company.com/show_bug.cgi?id=[%ID%]

テスト詳細の有効化

HTML レポートにテストの詳細を表示するかどうかを指定できます。

Code Block
report.contexts_details=[true | false]

テスト詳細の表示を有効にするには、report.contexts_details プロパティを true に設定する必要があります。 製品のプロパティ ファイルは、あらかじめテスト詳細を表示するよう設定されています。

詳細については「Report Settings」を参照してください。

Javadoc タグの使用

Javadoc タグを使用して単体テストと成果物を関連付けることができます。

Javadoc でタグを使用してテストと関連付けてください。 Javadoc で使用するタグは、先頭に @ 文字を付けなければなりません。

Code Block
/**
 * @bug 12345
 * @pr 223344
 * @tag1 5533
 */
@Test
public void testSomething()
{
   ...
}


タグとクラスを関連付けることもできます。クラスと関連付けると、そのクラスにあるすべてのテストがタグに関連付けられます。以下の例では、タグ 9876 に Test クラスの両方のテストが関連付けられます。一方、タグ 111 には testSomething2Test2 テストだけが関連付けられます。

Code Block
/**
 * @tag 9876
 */
public class Test {

    testSomething1()
    {
     ...
    }

    /**
     * @tag 111
     */
    testSomething2()
    {
      ...
    }
}

複数の関連付け

1 個のタグに複数の成果物を関連付けることができます。その場合、カンマで区切って指定します。カンマの後にスペースを入れてはいけません。

Code Block
/**
 * @task 1234,2345
 */
@Test
public void testSomething()
{
   ...
}

カンマの後にスペースを入れて区切った場合、1 番目の成果物だけがテストに関連付けられます。以下の例では、テストはタスク 1234 にだけ関連付けられます。

Code Block
/**
 * @task 1234, 2345
 */
@Test
public void testSomething()
{
   ...
}
Scroll Pagebreak