...
Table of Contents maxLevel 1
テスト コンフィギュレーション－概要
テスト コンフィギュレーションとは
Parasoft テスト ツールのすべてのテストは、GUI からでもコマンドライン インターフェイスからでも、 テスト コンフィギュレーションに基づいて実行されます。 テスト コンフィギュレーションはテスト シナリオを定義し、関連するすべてのテスト パラメーター (たとえば使用する静的解析ルール、テスト実行、コード レビューのスキャン、実行時エラー検出など) を設定します。つまり、テストの実行方法を変更するにはテスト コンフィギュレーションの設定を変更する必要があります。たとえば、静的解析で使用するルールを変更するには、関連する静的解析テスト コンフィギュレーションの設定を変更します。
...
最も頻繁に使用する予定のテスト コンフィギュレーションは、「お気に入りテスト コンフィギュレーション」に設定します。「お気に入り」として設定すれば、[Parasoft] メニュー、ツールバーの [テスト] ボタン、コマンドライン インターフェイスから簡単に目的のテスト コンフィギュレーションを実行することができます。
ユーザー定義テスト コンフィギュレーションを作成するAnchor Creating_a Custom Test Configuration Creating_a Custom Test Configuration
| Creating_a Custom Test Configuration | |
| Creating_a Custom Test Configuration |
ユーザー定義テスト コンフィギュレーションを作成するには、次の操作を行います。
...
| Tip | ||
|---|---|---|
| ||
Team Server を使ってチーム間でテスト設定を共有していない場合でも、テスト コンフィギュレーションをエクスポートして各メンバーにインポートさせることで共有を実現できます。詳細については 「テスト コンフィギュレーションのエクスポートとインポート」 を参照してください。 |
| Info | ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
テスト コンフィギュレーション パネル全体で、変数の入力を補助する機能が用意されています。フィールドに「$」と入力すると、利用できる変数の一覧が表示されます。例:
|
「お気に入り」テスト コンフィギュレーションを変更する
「お気に入り」テスト コンフィギュレーションは、指定の Parasoft テスト ツールを使ってテストを実行するときにデフォルトで使用されるテスト シナリオを定義します。例えば、[テスト]ボタンをクリックしてテストを開始する場合、Parasoft テスト ツールは「お気に入り」テスト コンフィギュレーションで定義されたパラメーターに基づいてテストを実行します。デフォルトとして使用されるテスト コンフィギュレーションを設定するのに加えて、他のよく使用されるテスト コンフィギュレーションも「お気に入り」として指定できます。そうすれば、それらのテスト コンフィギュレーションに簡単にアクセスできます。
...
テスト コンフィギュレーションが「お気に入りテスト コンフィギュレーション」と設定され、F のアイコンでマークされます。
ユーザーおよびチームのテスト コンフィギュレーションをサブディレクトリに分類する
ユーザーおよびチームのテスト コンフィギュレーションをユーザー定義のサブディレクトリに分類できます。
...
コマンドライン モードでの呼び出しはサブディレクトリの影響を受けません。名前だけでテスト コンフィギュレーションを指定できます。例: -config "team://Policy Compliance"
Anchor Deploying Test Configurations Across the Team Deploying Test Configurations Across the Team
チーム テスト コンフィギュレーションの共有
| Deploying Test Configurations Across the Team | |
| Deploying Test Configurations Across the Team |
チーム テスト コンフィギュレーションとは
チーム テスト コンフィギュレーションとは、チームで使用するテスト設定 (例えば使用する静的解析ルール、テスト生成の設定など) を適用したテスト コンフィギュレーションです。チーム メンバー全員が同じテスト コンフィギュレーションを使用することによって、品質およびスタイルのガイドラインをチームのコード ベースに対して一貫して適用できます。
チーム テスト コンフィギュレーションを共有する
チーム テスト コンフィギュレーションを Team Server に追加すると、Team Server に接続しているチーム メンバー全員の Parasoft テスト ツールからアクセスすることができます。チーム テスト コンフィギュレーションがユーザー定義ルールやルール マッピングを使用する場合、ルールとルール マッピングを Team Server に追加することで、チーム メンバーがこのルール/ルール マッピングに自動的にアクセスできます。
...
- チームのテスト設定を反映したユーザー定義テスト コンフィギュレーションを作成します。
- このテスト コンフィギュレーションを Team Server にアップロードします。
- [Parasoft] メニューの [テスト コンフィギュレーション] をクリックします。
- アップロードするテスト コンフィギュレーションを右クリックします。
- ショートカット メニューの [Team Server へアップロード] をクリックします。
...
| Tip | ||
|---|---|---|
| ||
チーム テスト コンフィギュレーションがユーザー定義ルールまたはルール マッピングを使用している場合、関連するファイルが共有されます。詳細についてはこの後のセクションで説明します。 |
チーム テスト コンフィギュレーションの変更
チーム テスト コンフィギュレーションは、Parasoft テスト ツールを使って直接編集できます。
...
| Info | ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
チーム テスト コンフィギュレーションを作成するときにベースにしたユーザー定義コンフィギュレーションを変更します。そして、「チーム テスト コンフィギュレーションの共有」の操作を繰り返してテスト コンフィギュレーションを再びアップロードします。 |
チームの「お気に入り」テスト コンフィギュレーションの設定
「チームのお気に入りテスト コンフィギュレーション」とは、Team Server に接続しているチーム メンバーが特にテスト コンフィギュレーションを指定せずにテストを開始したときに、自動的に使用されるテスト コンフィギュレーションです。例えば [テスト] ボタンをクリックしてテストを開始すると、「チームのお気に入りテスト コンフィギュレーション」で定義されたパラメーターに基づいてテストが実行されます。
...
- [Parasoft] メニューの [探索] > [Team Server] をクリックします。[<host_name> で <product_name> を参照] ダイアログが表示されます。
- [コンフィギュレーション] タブをクリックします。
- チームのお気に入りテスト コンフィギュレーションにするテスト コンフィギュレーションを選択します。
- [チームのお気に入りとして設定] ボタンをクリックします。
ユーザー定義ルール マッピングの共有
ルール マッピングは、Parasoft テスト ツールでチームまたは組織のコーディング ポリシーを推進するための重要な機能です。例えば、ビルトイン ルールの名前、重要度、ルール カテゴリをチーム/組織のコーディング ポリシーに合わせてカスタマイズすることができます。
...
| Tip | ||
|---|---|---|
| ||
|
ユーザー定義ルールのチームでの共有Anchor Deploying_Custom Rule Mappings Across the Team Deploying_Custom Rule Mappings Across the Team
| Deploying_Custom Rule Mappings Across the Team | |
| Deploying_Custom Rule Mappings Across the Team |
Team Server を使用すると、RuleWizard で作成したユーザー定義の静的解析ルールをチーム メンバー全員に使用させることができます。Team Server でルールを管理する場合、Team Server に接続しているすべての Parasoft テスト ツールは常に最新のルールにアクセスします。ルールを変更して Team Server にアップデートすると、チームのすべての Parasoft テスト ツールでも自動的にルールがアップデートされます。
...
- RuleWizard で 1 つ以上のユーザー定義ルールを作成します。
- .rule 拡張子を付けて各ルールを保存します。ルールは任意の場所に保存できます。
- 新しいカテゴリにルールを追加する場合は、次の方法で新しいカテゴリを作成します。
- [Parasoft] メニューの [テスト コンフィギュレーション]をクリックするか、または ツールバーの [テストの実行] ドロップダウン リストから [テスト コンフィギュレーション] を選択します。
- 任意のテスト コンフィギュレーションを選択します。
- [静的] タブを開いてルール ツリーを表示します。
- [ルール マップ ファイルの編集] をクリックします。
- [カテゴリ] タブをクリックします。
- [新規] をクリックします。カテゴリ テーブルに新しいエントリが追加されます。
- 新しいエントリにカテゴリ ID とカテゴリ詳細を入力します。例えば、カテゴリ ID として ACME と入力し、カテゴリ詳細としてACME INTERNAL RULES と入力します
- ルール マップ ファイルの場所がダイアログの先頭に表示されています。ステップ 9 で使用するので、メモ帳などにこの場所を控えます。
- [OK] をクリックし、新しいカテゴリを保存します。
- [Parasoft] メニューの [探索] > [Team Server] をクリックします。[<host_name> で <product_name> を参照] ダイアログが表示されます。
- [ルール] タブをクリックします。
- [アップロード] ボタンをクリックします。ファイル選択用ダイアログが表示されます。
- 新規作成した .rule ファイルを 1 つ以上選択し、[開く] をクリックします。アップロードした .rule ファイルが [ルール] タブに表示されます。このタブに表示されるすべてのルールが、 Team Server に接続しているすべての Parasoft テスト ツールで利用できます。
- ステップ 6 - 7 を繰り返して他のチーム ルールを追加します。
- 新しいルール カテゴリを追加したかルール マッピングを変更した場合、[アップロード] ボタンをクリックし、編集したルールマップ ファイルを選択して [開く] ボタンをクリックします。アップロードしたルール マップ ファイルが [ルール] タブに表示されます。このタブに表示されるルールは、 Team Server に接続しているすべての Parasoft テスト ツールで使用できます。ルール マップ ファイルは、チーム ルールをどのように分類するかを制御します。
- [Parasoft] メニューの [テスト コンフィギュレーション] をクリックします。
- 任意のテスト コンフィギュレーションを選択して [静的] タブの [ルール ツリー] タブをクリックします。
- [リロード] ボタンをクリックします。すべての利用可能なテスト コンフィギュレーションで新規ルールを利用できるようになります。これらのルールはチーム カテゴリに分類されます。ルールはデフォルトで無効に設定されています。
- 追加した新規ルールをチーム テスト コンフィギュレーションで使用するには、次の操作を行います。
- 追加した新規ルールを使用するテスト コンフィギュレーションを用意します。追加したルールはデフォルトで無効に設定されています。チーム テスト コンフィギュレーションで使用するルールを有効にします。
「チーム テスト コンフィギュレーションの共有」の操作を行います。すでに共有しているチーム テスト コンフィギュレーションの場合でも、設定を変更したらこの操作が必要です。
- 設定の変更をコミットするには、 [適用] または [閉じる] をクリックします。
| Tip | ||
|---|---|---|
| ||
|
Team Server からルールを削除する
Team Server からルールを削除するには、Team Server に接続している Parasoft テスト ツールで設計者または担当チーム メンバーが次の操作を行います。
- [Parasoft] メニューの [探索] > [Team Server] をクリックします。[<host_name> で <product_name> を参照] ダイアログが表示されます。
- [ルール] タブをクリックします。
- 削除するルールを選択します。
- [削除] ボタンをクリックします。
- [OK] ボタンをクリックします。
テスト コンフィギュレーションの設定－ 上級編
テスト コンフィギュレーションの継承の指定
同じパラメーター設定を複数のテスト コンフィギュレーションで共有する場合 (例えば複数のテスト コンフィギュレーションで同じルールを有効に設定する場合など)、1 つの親テスト コンフィギュレーションを参照する「子コンフィギュレーション」を作成できます。子テスト コンフィギュレーションは親の設定を継承します。子コンフィギュレーションで特に設定を変更しないかぎり、親コンフィギュレーションの設定が使用されます。
...
| Note | ||
|---|---|---|
| ||
|
テスト コンフィギュレーションの比較
2 つのテスト コンフィギュレーションを比較して、異なる箇所をハイライト表示することができます。テスト コンフィギュレーションを比較したい状況として、例えば次のケースがあります。
...
画面上で明らかに分かる差異だけでなく、さらに深いレベルの差異も特定される点に注意してください。画面上で明らかに分かる差異とは、例えばあるオプションが一方ではオフであり、もう一方ではオンの場合です。深いレベルの差異とは、例えばルールのパラメータライゼーション設定が異なる場合です。
テスト コンフィギュレーションの比較
2 つのテスト コンフィギュレーションを比較するには、次の操作を行います。
- [Parasoft] メニューの [テスト コンフィギュレーション]をクリッ クして、テスト コンフィギュレーション パネルを開きます。
- 比較するテスト コンフィギュレーションの 1 つを右クリックし、ショートカット メニューの [エクスポート] をクリックします。そして、 .properties ファイルの保存先を指定します (ワークスペース内のフォルダーであり、パッケージ エクスプローラーでアクセス可能なフォルダーを選択します)。
- 比較するもう 1 つのテスト コンフィギュレーションについて、ステップ 2 の操作を行います。
- 2 つの .properties ファイルをPackage Explorer で選択して右クリックし、[比較] > [相互] をクリックします。
テスト コンフィギュレーションのエクスポートとインポートAnchor Importing/Exporting_Test Configurations Importing/Exporting_Test Configurations
| Importing/Exporting_Test Configurations | |
| Importing/Exporting_Test Configurations |
作成したテスト コンフィギュレーションを他のチーム メンバーと共有するには、エクスポート機能を使ってプロパティ ファイルにエクスポートします。他のチーム メンバーはこのファイルをインポートしてテスト コンフィギュレーションを追加できます。
エクスポートする
テスト コンフィギュレーションをエクスポートするには、次の操作を行います。
...
指定の場所にプロパティ ファイルが保存されます。作成されたプロパティ ファイルの保存場所の確認ダイアログが表示されます。
インポートする
エクスポートされたプロパティ ファイルをテスト コンフィギュレーションにインポートするには、次の操作を行います。
...