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詳細レポートを生成するには、負荷テストを実行する前にレポートの設定を行う必要があります。デフォルトでは、Load Test は (テスト プロセスを簡略化するため) 詳細レポート用の情報を収集しません。
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負荷テスト タブで [Scenarios] ノードを選択します。GUI 右側のパネルに [レポート設定] が表示されます。
Note title 注意 [負荷テスト] タブがアクティブになっていない場合、[プロジェクト] タブの任意の場所を右クリックし、ショートカット メニューの [Create Load Tests] をクリックします。 - [レポート設定] パネルの [グラフ データおよびエラーの詳細を記録する] チェックボックスをオンにします。負荷テストを実行した後、詳細なシナリオ レポートが表示されます。レポートの詳細については「詳細レポート」を参照してください。
[グラフ データおよびエラーの詳細を記録する] チェックボックスをオンにすると、以下のオプションを利用できます。- 先頭記録: このラジオ ボタンを選択し、テキスト フィールドに数値を入力すると、先頭から指定された数までのエラーの詳細が記録されます。[先頭記録] オプションは、多数のエラーが発生した場合に、詳細レポート ファイルのサイズが管理できないほど大きくなるのを防ぐのに役立ちます。デフォルトでは、最初の 300 個のエラーの詳細が記録されます。
- すべて記録: このラジオ ボタンを選択すると、すべてのエラーの詳細が詳細レポートに記録されます。
- 個々のヒットを記録: 個々のヒットを記録し、負荷テストの終了後に詳細レポートの一部として棒グラフを作成する場合、このオプションをオンにします。詳細レポート内でグラフィカルな形式および表形式で個々のヒットを表示するかどうかを指定するオプションもあります。
レポートの参照
負荷テストが完了した後、GUI 右側のパネルに負荷テストの結果が表示されます。後でこのウィンドウを開くには、次の操作を行います。
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- ビュー: 表示するレポートのタイプを指定します。
- テスト情報の概要を参照するには、[テスト情報] をクリックします。
- 詳細なテスト統計を参照するには、[統計] をクリックします。
- テストに含まれるツールからレポートされたテスト実行メッセージを参照するには、[メッセージ] をクリックします。メッセージ ビューは、ツールがエラー メッセージを生成した場合にだけ表示できます。メッセージ ビューでは、特定のメッセージが複数回レポートされた場合でも、1 つだけが表示されます。エラー メッセージの詳細を参照するには、メッセージ ビューのエントリをダブルクリックします。
- 詳細レポートを参照するには、[詳細レポート] をクリックします。
- マシン: 結果を表示するマシンを指定します。結果を表示するマシンのインスタンスを選択します。デフォルトは [すべてのマシン] です。
- プロファイル: 結果を表示するプロファイルを指定します。作成済みの任意のプロファイルを選択できます。デフォルトは [すべてのプロファイル] です。
- テスト: テスト ツリー選択パネルを表示/非表示にします。パネルの選択により、表示されるテスト結果が決定されます。リストに表示されたテスト スイートに含まれるテストを任意に組み合わせて選択できます。デフォルトでは、すべてのテスト ツリー ノードが選択されています。
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テスト ツリー選択パネルでは、パネルの下にある [選択] ボタンのドロップダウン メニューから [All Tests]、[すべてのテスト スイート]、[すべてのテスト リクエスト] (レポートにリクエストが含まれる場合)、[すべて]、または [なし] テスト ツリー ノードを選択できます。
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[選択の伝播] オプション (デフォルト値はオフ) を使用すると、選択値をサブツリーにも適用できます。たとえば、子ノードを持つツリー ノードをオン/オフすると、すべての子ノードもオン/オフされます。
利用可能なレポート
このセクションでは、以下のレポート タイプについて説明します。
- テスト情報
- 統計
- 詳細レポート
- サービス品質レポート
テスト情報
テスト情報レポートは、基本的なテスト パラメーターおよび結果をテキスト フォーマットで表示します。構成済みのメトリクスに関するサービス品質レポート概要も表示されます。
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統計レポートは、実行時間や失敗カウントなど、負荷テストの詳細な統計を表示します。
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次の図は、階層的レイアウトです。
次の図は、フラット レイアウトです。
出力タイプ
統計レポートを表示すると、[出力タイプ] メニューが利用可能になります。[出力タイプ] メニューは、表示する出力レポートのタイプを指定します。このメニューから、それぞれ異なる情報列がある 2 種類のレポートを参照できます。レポートのタイプによる違いは次のとおりです。
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- 未検証モード レポート: 検証モードで実行されたテストの実行/失敗の数、未検証モードで実行されたテストの実行回数および失敗推定区間、実行回数の合計と推定失敗の合計が表示されます。ユーザーは、レポートの推定エラー区間に適用する Confidence Level のパーセント値を選択できます。
- 検証モード汎用レポート: 高スループット モードの一般レポートと同じです。
- 検証モード ネットワーク クライアント レポート高スループット モードの一般レポートと同じです。
統計レポート列のカスタマイズ
一般レポートおよびネットワーク クライアント レポートに表示されている列を削除したり、レポート タイプごとに列を追加したりできます。
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- 統計レポートのテーブル エリアを右クリックします。
- ショートカット メニューの [列の選択] をクリックします。
- [列の設定] ダイアログのコントロールを使用して、表示する列を選択します。
- (任意) 今後実行するすべてのテストのレポートに、同じ構成を適用する場合は、ダイアログを閉じる前に [構成の保存] をクリックします。
統計レポートでテストの失敗を参照する
特定のテストの失敗に関する詳細を参照するには、レポートの該当する行をダブルクリックします。特定のテストが失敗したかどうかは、そのテストを表す行を探し、[テスト失敗] 列の値を参照することでわかります。Load Test は、テストの最後のエラーの詳細を表示します。詳細レポート セクションで、特定のテストのすべてのエラーを参照する方法は、負荷テスト結果の参照とカスタマイズViewing Detailed Report Table Contentで説明されています。
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詳細レポートには、負荷テスト中に収集されたすべてのデータや、発生したすべてのエラーの詳細が保存されています。このレポートは、負荷テストに関して Load Test が生成する最も詳細なレポートです。このレポートは個々のヒットを表示できるため、ヒットが集中している場所や、通常の分布から外れたヒットがどれくらいあるかを確認できます。すべてのサーバー マシンの結果が 1 つのグラフに表示されます。結果はサーバーごとに色分けされています。
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テスト ツリー フィルターを使用すると、グラフにテスト スイート、テスト、ブラウザー リクエスト (ブラウザー テストの場合) レポートを含めることができます。テスト対象システムへの負荷を評価する際は、この点に注意し、テスト シナリオに合致する適切なレポートのサブセットを選択してください。たとえば、SOAtest の SOAP Client に基づく負荷テストを実行する場合、[Test] ノード (下のスクリーンショットを参照) だけを選択して、テスト対象システムへの SOAP Client のリクエストだけを参照するとよいでしょう。複数のテストを含むトランザクションのグラフを参照するには、[Test Suite] ノードを選択します。
詳細レポートのグラフの内容を参照する
詳細レポートの [グラフ] タブの凡例には、以下のオプションが表示されます。
- Tests Completion Rate: グラフに時間の経過につれたテスト完了率を表示します。
- Tests Start Rate: グラフに時間の経過につれたテスト開始率を表示します。
- Test Error Rate: グラフに時間の経過につれたエラー率を表示します。
- 仮想ユーザー: グラフに時間の経過につれた仮想ユーザー数を表示します。
- 平均実行時間: 負荷テストの平均実行時間を表示します。
- 最大実行時間: 負荷テストの最大実行時間を表示します。
- 最小実行時間: 負荷テストの最小実行時間を表示します。
- モニター パラメーター: 負荷テスト ツリーの [Monitors] ノードに追加した SNMP モニター、Windows モニター、または JMX モニターが収集したデータを表示します。モニター パラメーター名は、モニターのホストおよびグラフ タイトル値に基づいています。たとえば、モニターを追加して [ホスト] に 「
ox
」と入力し、[グラフ タイトル] に「SNMP TCP Established
」と入力した場合、負荷テスト実行中の [グラフ] タブには [ox SNMP TCP Established
] というラベルが付いたチェック ボックスが表示されます。モニター パラメーターの詳細については、Using Monitorsを参照してください。
詳細レポートのグラフの内容をカスタマイズする
詳細レポートのグラフ タブの内容は、さまざまな方法でカスタマイズできます。表示されるグラフ データをフィルターするには、次の操作を行います。
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[個々のヒットを表示] チェック ボックスをオンにします。負荷テスト中に発生したすべての個々のヒットがグラフ タブに表示されます。
ヒットの上にカーソルを位置付けると、ツールチップにヒット統計が表示されます。Note title 注意 個々のヒットを表示できるのは、シナリオ設定パネルの [レポート設定] タブで [個々のヒットを記録] オプションがオンに事前設定されている場合だけです。詳細については負荷テスト結果の参照とカスタマイズPreselecting Detailed Report Optionsを参照してください。
負荷テストの実行期間が長く (12 時間以上)、レポートのサイズが大きい場合にグラフ ポイントの数を減らすには、矢印ボタンをクリックして [グラフ ポイントを減らす] ボックスを展開します。以下のオプションがあります。
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- 表示される個々のヒットをフィルターするには、[マシン]、[プロファイル]、および [テスト] メニューから適切なアイテムを選択します。
[個々のヒットを表示] チェック ボックスをオンにします。負荷テスト中に発生したすべての個々のヒットがグラフ タブに表示されます。
Note title 注意 個々のヒットを表示できるのは、シナリオ設定パネルの [レポート設定] タブで [個々のヒットを記録] オプションがオンに事前設定されている場合だけです。詳細については負荷テスト結果の参照とカスタマイズPreselecting Detailed Report Optionsを参照してください。 - 次のどちらかの操作を行います。
- グラフの任意のエリアを右クリックし、ショートカット メニューの [個々のヒットをエクスポート] をクリックします。この操作を行うと、負荷テスト中に発生したすべての個々のヒットがエクスポートされます。
- 期間を指定するため、マウスの左ボタンおよび、[Alt] キーをを押しながらマウスを動かして灰色のボックスをグラフの時間の上に置き、灰色のボックスを右クリックしてショートカット メニューの [個々のヒットをエクスポート] をクリックします。この操作を行うと、指定された期間に発生したすべての個々のヒットがエクスポートされます。
- マウスをクリックしてグラフの任意のエリアにドラッグし、灰色の四角形を作成して (x, y) 領域を指定してから、ショートカット メニューの [個々のヒットをエクスポート ] をクリックします。この操作を行うと、指定された (x, y) 領域で発生したすべての個々のヒットがエクスポートされます。
- ダイアログが開いたら、CSV ファイルを保存する場所を指定します。
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- 表示される個々のヒットをフィルターするには、[マシン]、[プロファイル]、および [テスト] メニューから適切なアイテムを選択します。
- 次のどちらかの操作を行います。
- グラフの任意のエリアを右クリックし、ショートカット メニューの [グラフ ポイントのエクスポート] をクリックします。この操作を行うと、負荷テスト中に発生したすべてのグラフ ポイントがエクスポートされます。
- 期間を指定するため、マウスの左ボタンおよび [Alt] キーを押しながらマウスを動かして灰色のボックスをグラフの時間の上に置き、灰色のボックスを右クリックしてショートカット メニューの [グラフ ポイントのエクスポート] をクリックします。この操作を行うと、指定された期間に発生したすべての個々のヒットがエクスポートされます。
ダイアログが開いたら、CSV ファイルを保存する場所を指定します。
Note title 注意 [グラフ ポイントのエクスポート] オプションが利用できるのは、シナリオ設定パネルの [レポート設定] タブで [個々のヒットを記録] オプションがオンに事前設定されている場合だけです。詳細については負荷テスト結果の参照とカスタマイズPreselecting Detailed Report Optionsを参照してください。
詳細レポートのグラフの色をカスタマイズする
- [グラフ] タブの凡例で任意の棒を選択し、ショートカット メニューの [色の変更] をクリックします。[色の変更] ショートカット メニューには、2 つのサブメニューがあります。
- レポート内のみ: 現在の詳細レポートでだけ色をカスタマイズします。
- レポートおよび構成内: 現在の詳細レポートおよび、以降のすべての詳細レポートで色をカスタマイズします。
- ダイアログ ボックスで配色を変更し、[OK] をクリックします。
詳細レポートの棒グラフの参照
棒グラフは、選択された変数 (実行時間、リクエスト サイズ、レスポンス サイズ) に関して取得された値の分布をグラフ化します。
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- 棒グラフ結果パネル上部の [X 軸] ドロップダウン メニューから変数を選択します。
- 対数スケールを使用する場合、[ログの拡大縮小] チェック ボックスをオンにします。対数スケールを使用すると、複数の棒を 1 つのグラフに収めることができます (たとえ表示される値の大きさが大幅に異なっていても)。
- 棒グラフを移動するには、マウスの左ボタンおよび [Shift] キーを押しながらマウスを動かします。
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詳細レポートのテーブル タブにエラーや個々のヒットを表示するには、まず、以下のいずれかの操作を行って、グラフ タブの期間を選択する必要があります。
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- [個々のヒットを表示] チェック ボックスをオンにします。
- [Y 軸] ボックスから適切なパラメーターを選択します。
- マウスの左ボタンおよび [Alt] キーを押しながらマウスを動かし、灰色のボックスをグラフの任意の期間の上に置きます。灰色のボックスの選択を解除するには、[Alt] キーを押しながら灰色のボックスの上でクリックします。
- 灰色のボックスを右クリックし、ショートカット メニューの [個々のヒットを表示] をクリックします。テーブル タブが開き、選択期間に発生したすべての個々のヒットが表示されます。
期間を選択する代わりに、マウスをクリックしながらドラッグして、灰色のボックスを [グラフ] タブのフォーカスしたいポイントの上に配置し、ポイントを選択できます。その後、ボックスを右クリックしてショートカット メニューの [個々のヒットを表示] をクリックします。
[グラフ] タブの単一のポイントをダブルクリックすると、[テーブル] タブが開き、選択した単一のヒットの情報が表示されます。
ヒットの詳細情報が記録されている場合、個々のヒットテーブルの [詳細] 列にテストのエラーの詳細 (テストが失敗した場合) または [トラフィック] タグ (テストが成功した場合) が表示されます。行をダブルクリックして、詳細が記録されたテストのエラーの詳細またはトラフィックを表示します。
仮想ユーザーのヒットの参照
ある仮想ユーザーのすべてのヒットを参照するには、個々のヒット テーブルの行を右クリックし、ショートカット メニューの [この仮想ユーザーのすべてのヒットを表示] をクリックします。
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個々のヒット テーブルに戻るには、[前のテーブルを表示 <<] ボタンをクリックします。
レポート列のカスタマイズ
テーブル タブ ビューの表示列をカスタマイズするには、次の操作を行います。
- テーブル タブのテーブル エリアを右クリックします。
- ショートカット メニューの [列の選択] をクリックします。
- [列の設定] ダイアログのコントロールを使用して、表示する列を選択します。
- (任意) 今後実行するすべてのテストのレポートに、同じ構成を適用する場合は、ダイアログを閉じる前に [構成の保存] をクリックします。
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サービス品質 (QoS) レポートは、構成済みのメトリクスを表示します。[概要] タブと [詳細] があります。
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品質サービス メトリクスの使用と設定の詳細については、「シナリオの QoS メトリクスのカスタマイズ」を参照してください。
負荷テスト構成レポート
Load Test タブの任意の場所で右クリックし、[構成レポートの表示] > [HTML/XML] をクリックします。ブラウザーに Load Test 構成レポートが表示されます。このレポートには以下の情報が表示されます。
- Load Test シナリオ: 選択されたプロジェクトで作成され、実行されたすべての負荷テストシナリオが表示されます。レポート内の QoS メトリクス名をクリックすると、シナリオ、グループ、メトリクスの説明などの詳細情報が表示されます。
Web (ブラウザー) テスト固有のレポート
負荷テスト実行中に、Browser Testing ツールを含む Web 機能テストが複数のリクエスト (SOAtest の Load Test パースペクティブにあるテストのエディターに表示されるリクエスト) を送信する場合があります。負荷テスト レポートの統計、詳細レポート、および QoS レポートセクションに表示されるブラウザー テスト レポートの子ノードとして、それらのリクエストのレポートを参照できます。
各ブラウザー テストおよび関連付けられたリクエストについて、Load Test はネットワーク関連の統計を記録します。それらの統計は、負荷テスト レポートの [統計] セクションにあるネットワーク クライアント レポートに表示されます (詳細については負荷テスト結果の参照とカスタマイズStatisticsを参照)。
負荷テスト レポートの [統計] セクションには、次のようにブラウザー リクエストが表示されます。
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負荷テスト レポートの [QoS] セクションには、次のようにブラウザー リクエストが表示されます。
レポートの保存と再オープン
個々の負荷テスト レポートをバイナリ、HTML、XML、GIF、および CSV 形式で保存できます。すべてのレポートが、すべての形式で保存できるわけではありません。Load Test で再オープンできるのは、バイナリ形式だけです。
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レポート タイプ | 適用対象 | コンテンツ | 手順 |
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バイナリ (.rpt) | すべてのレポート ビュー | すべてのレポート |
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HTML (.htm、.html) | すべてのレポート ビュー | すべてのレポート |
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XML (.xml) | 統計レポート ビュー | 選択されたレポート |
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Image/GIF (.gif) | 詳細レポートのグラフおよび棒グラフ | 選択されたレポート |
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カンマ区切り値 (.csv) | 統計レポート ビューまたは詳細レポートのエラー | 選択されたレポート |
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バイナリ形式のレポートを開くには、[ファイル] メニューの [開く] をクリックし、ファイル選択ダイアログで、.rpt ファイルを指定します。
レポートの一部の保存
負荷テストレポートの一部を保存するには、次の操作を行います。
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負荷テスト レポートの一部を保存する場合、レポート データは約 3 秒間隔で収集および保存されていることに注意してください。レポートの一部を保存すると、選択範囲に含まれるすべての期間が保存されます。期間を表すグラフ ノードが選択されている場合、その期間が選択されます。 たとえば、下の図では 8.5 秒から 14 秒が選択されており、9.1 秒および 12.1 秒のグラフ ノードが含まれています。これらのポイントは、次の収集期間を表します。
この 2 つの期間がレポートに保存されます。保存されたレポートの期間には、2 つのグラフ ポイントが含まれます。この 2 つの期間に所属する個々のヒットがレポートに保存されます。 |
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負荷テスト レポートを HTML 形式で保存するだけでなく、選択したさまざまなパラメーターによって、HTML レポートに含まれるグラフ ビューをカスタマイズできます。
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- 以下のどちらかの操作を行って、[HTML レポート オプション] ダイアログを開きます。
- 任意のレポート ビュー (テスト情報、統計、詳細レポート) のアクティブなエリアを右クリックし、ショートカット メニューの [レポート構成の表示] をクリックします。[HTML レポート オプション] ダイアログが開き、デフォルトで 3 つのグラフのエントリが表示されます。
- 詳細レポート ビューのグラフ タブまたは棒グラフ タブのアクティブなエリアを右クリックし、ショートカット メニューの [レポートに追加] をクリックします。[HTML レポート オプション] ダイアログが開き、3 つのデフォルト グラフのエントリに、現在のグラフまたは棒グラフビューのオプションが追加された状態で表示されます。
[HTML レポート オプション] ダイアログの各エントリは、HTML レポートに表示されるグラフまたは棒グラフ ビューのオプションを反映しています。ダイアログを右クリックし、ショートカット メニューの [グラフの追加]/[グラフの削除] をクリックして、グラフ エントリの追加/削除を行うことができます。
- エントリごとに、以下のオプションをカスタマイズしてグラフ エントリを構成します。
- グラフ タイトル: HTML レポートに表示されるグラフのタイトルを入力します。
- ビュー タイプ: HTML レポートにグラフを表示するか、棒グラフを表示するかを指定します。
- フィルター: [マシン] および [プロファイル] ドロップダウン メニューおよびテスト ツリー選択ビューで任意のオプションを選択し、HTML レポートのグラフをフィルターします。
- X 軸: (グラフ ビュー タイプの場合にだけ利用可能) グラフの X 軸として表示するパラメーターを選択します。
- Y 軸: グラフの Y 軸として表示するパラメーターを選択します。複数のパラメーターを選択するには、[Ctrl] キーを押しながらマウスの左ボタンをクリックします。これらのパラメーターは、詳細レポート ビューのグラフ タブの凡例に表示されるパラメーターと同じです。
ログの拡大縮小: 対数スケールを使用する場合、[ログの拡大縮小] チェック ボックスをオンにします。対数スケールを使用すると、複数の棒を 1 つのグラフに収めることができます (たとえ表示される値の大きさが大幅に異なっていても)。
プロジェクトに保存: レポートを現在のプロジェクトに保存する場合にオンにします。プロジェクトで次に生成される負荷テスト レポートは、デフォルトで HTML レポートとして保存されます。しかし、レポートがスタンドアロン レポート (現在のプロジェクトの一部ではなく、ディスクからロードされたレポート) の場合、[プロジェクトに保存] ボタンは利用できません。
- レポートの表示: Web ブラウザーで HTML レポートを表示する場合にオンにします。
- 閉じる: [HTML レポート オプション] ダイアログを閉じます。
- [レポートの表示] ボタンをクリックします。Web ブラウザーで HTML レポートが開かれ、カスタマイズされたグラフ ビューが表示されます。
負荷テスト レポートの比較
負荷テストをバイナリ レポートとして保存した後、レポートを Load Test にロードして、詳細レポート パラメーターと比較対照を行うことができます。たとえば、負荷テストを実行して保存した後、実行時間または特定のオペレーションが遅いことに気付いたとします。実行時間の改善に必要な変更を行った後、改修後の新しいサービス/アプリケーションに対して負荷テストを実行し、詳細レポートを以前に保存されたレポートと比較して、オペレーションの変更が新しいエラーの原因になっていないかを確認できます。
[負荷テスト] タブには [レポート] ノードがあり、ここでコンポジットのレポートを追加できます。コンポジットのレポートには、保存された Load Test レポートへの参照が含まれます。これら複数のレポートの詳細レポート パラメーターを、重ね合わせられたグラフで参照し、発生した差異を比較できます。
コンポジット レポートのロード
複数のレポートを参照して比較するには、まず、Load Test にレポートをロードする必要があります。コンポジット レポートをロードするには、次の操作を行います。
- 負荷テスト タブで [レポート] ノードを右クリックし、ショートカット メニューの [新規コンポジット] をクリックします。[レポート] ノードの下に [コンポジットのレポート] ノードが表示され、GUI 右側のパネルにコンポジットのレポート コントロールが表示されます。
GUI 右側のパネル上部にある [新規] ボタンをクリックし、ダイアログが開いたら、保存済みのレポートを参照して開きます。負荷テスト ツリーの [コンポジットのレポート] ノードの下に、開いたファイルに対応するノードが斜体で表示されます。
Note title 注意 コンポジットのレポート エントリは、レポートへの参照であることを明確に表すため、斜体で表示されます。デフォルトでは、プロジェクトを再び開いたとき、または新しい参照を作成したとき、コンポジットのレポートはロードされず、灰色で表示されます。コンポジットのレポートをロードすると、黒で表示されます。 - ステップ 2 を繰り返し、ロードするコンポジットのレポートをすべて追加します。
[コンポジットのレポート] ノードを右クリックし、ショートカット メニューの [すべてロード] をクリックします。Load Test は、追加されたコンポジットのレポートをすべてロードします。
Note title 注意 個々のコンポジットのレポートをロードするには、[コンポジットのレポート] ノードの下の該当ノードを選択し、GUI 右側のパネルにある [ロード] ボタンをクリックします。 - (任意) 個々のコンポジットのレポートの [テスト情報]、[統計]、[詳細レポート] ビューを参照するには、負荷テスト ツリーで該当のコンポジットのレポート ノードを選択し、GUI 右側のパネルにある [ビュー] ドロップダウン メニューからビューを選択します。
コンポジット レポートの操作と比較
複数の負荷テスト レポートをロードした後、負荷テスト ツリーのレポート ノードの下にある [コンポジットのレポート] ノードを選択し、コンポジット レポートの構成と比較を行うことができます。コンポジットのレポート コントロールには、以下のオプションがあります。
- Name: 追加およびロードするコンポジットのレポートを含むフォルダーの名前を指定します。
- 相対パスで保存: 追加するコンポジット レポートのパスが常にプロジェクト ファイルへの相対パスであることを保証します。
- ビュー: コンポジットのレポート コントロールには、以下のビューがあります。
- 情報: レポート ソースおよびフィルターのテーブルがあります。レポート ソースとは、レポートへのファイル パスです。デフォルトでは、レポート タイトルがレポートへのファイル パスとなりますが、変更するには、テーブル行をダブルクリックし、ダイアログが開いたら、レポート タイトルを変更します。
- グラフ: 読み込んだ各コンポジット レポートのさまざまな詳細レポート パラメーターを表示するオーバーレイ グラフがあります。
グラフ ビュー内で詳細レポート パラメーターを比較するには、[Y 軸] ドロップダウン メニューから目的のパラメーターを選択し、右側の GUI パネルの下部にある凡例から目的のコンポジット レポートを選択します。 これで、複数の負荷テスト レポートをグラフ上で比較し、複数の負荷テスト実行のパフォーマンスを視覚化できるようになります。
対数スケールを使用する場合、[ログの拡大縮小] チェックボックスをオンにします。対数スケールを使用すると、複数の棒を 1 つのグラフに収めることができます (たとえ表示される値の大きさが大幅に異なっていても)。
アクティブな負荷テスト レポートの参照
アクティブ レポートでは、負荷テスト実行中でも、テストを停止せずに、実行中の負荷テスト シナリオから収集されたすべてのデータを参照できます。
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- レポート ビュー ヘッダーの [リフレッシュ] ボタンをクリックします。
CPU 使用率の注意点
- アクティブ レポート ビューを更新する頻度に注意してください。大きなレポートをロードすると、マシンの CPU リソースを大幅に消費し、実行中の負荷テスト シナリオの正確さに悪影響を与える可能性があります。
- 負荷テストを実行しているマシンの平均 CPU 使用率が (平均で) 80 % を超えないようにしてください。
- 負荷テスト実行中にアクティブ レポートを開いたり操作するために、負荷テスト コントローラー マシンの CPU リソースを空ける必要がある場合は、リモート マシンに負荷を分散します。
コマンド ライン モードで実行中の負荷テストのアクティブ レポートを参照する
アクティブ レポートは、コマンド ライン モードで実行されている負荷テストの進捗を定期的に確認するのにも使用できます。この機能は、長期間実行される負荷テストのフィードバックを取得するのに特に便利です。
コマンド ライン モードでテストを実行している場合、GUI モードでの実行と同じ方法でアクティブ レポートを参照できます。
負荷テスト レポートの復元
テスト レポートの復元機能は、たとえば、システム クラッシュやアプリケーションのシャットダウンの後に負荷テスト データを復元するために使用できます。復元可能なレポートを参照するには、次の操作を行います。
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負荷テスト レポートが復元されたら、任意の形式で保存できます。
レポートの用語定義
以下は、負荷テスト レポート使用される用語の定義です。
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最後の図は、上記のオペレーションの合計が実行時間となることを表しています。
トラブルシューティング: 接続リセット エラー
Parasoft Load Test の結果を確認しているとき、「接続リセット」エラーがレポートされているのを発見するケースがあります。
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